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UKネオフォークシーンを牽引するルーシー・ローズ、日本で見つけた5つのこと

UKネオフォークシーンを牽引するルーシー・ローズ、日本で見つけた5つのこと

2010年代からUKミュージックシーンで活躍してきたシンガーソングライターのルーシー・ローズが、大阪と東京のBillboardで開催されたソロライブのため3年ぶりの来日。今までパッツンの前髪がトレードマークだったルーシーだけど、30歳を迎える今年から前髪を伸ばし始めたという彼女に、久しぶりに訪れた日本でのお気に入りを聞いてみました!


ルーシーローズ

ルーシー・ローズ / シンガーソングライター
@lucyroseparton

2019年に4枚目のアルバムとなる『No Words Left』をリリースした彼女。ニール・ヤングやジョニ・ミッチェルに影響を受けたと語るルーシーの作る音楽は、フォーキーでエモーショナル。

 

Lucy’s Favorite Things in Japan

All Photo by Will Morris

今回の来日で見つけた日本ならではのフェイバリットを5つピックアップしてもらいました。普段なんとなーく、自分の生まれた国で日常を過ごす私達が、見過ごしてしまいがちなサムシング・グッドがここにあり!

 

FOOD

ルーシーローズ来日

「大阪公演が終わって東京に行く前に、ふらっと入ったカフェで食べた菜食丼「ブッダボウル(buddha bowl)」がとても美味しかった!ご飯の上に細かく刻んだ食材がたっぷり入ってて、ヘルシーで、スーパーフード的な。イギリスではなかなかないかも。それと、渋谷にあるうさぎっていうラーメン屋さんがお気に入り。今日も取材が終わったら行こうと思ってる!あと、餃子もすごく好き。笑」

PEOPLE

ルーシーローズ来日

「日本のみんなが好き。優しく、お互いを尊重しあう文化。今回の公演も、オーディエンスのみんなが、静かにしっかり聴いてくれているのを感じて嬉しかった。きっとみんなシャイで言葉の壁もあるから、私のMCに答えてくれる事は少ないんだけど、声援をくれたり拍手してくれたり、すごくいいリアクションをくれるの。」

PLACES WITH MUSIC

ルーシーローズ来日

「日本に来たら、渋谷にあるクラシック喫茶、Lionに必ず行くの。店内で会話禁止っていうのが、静かで逆に安心で。こんな特別な場所があると、しっかりクラシックを聴ける機会があってとてもいいよね。日本に来て感じたのは、興味深いBGMを流してるカフェやレストランが多いということ。昨日行ったカフェでは、サックスのソロだけのジャズが流れてて、アニメのシンプソンズのリサが、サックスを吹いてるみたいな感じがとても良かった。笑 それに、コンビニに入ると、ジングルみたいなテーマ曲が鳴るのも面白い!」

THE SCENERY

Lucy Rose

「新幹線から見える景色が好き。海も山もあって。それに、江ノ島とか、小さな島がたくさんあるのもお気に入り。私はイギリスの中部のウォリックシャーっていうところで育ったけど、そこはシェイクスピアの生まれた町で、イギリスらしい風情のある田舎町って感じで、また違った魅力があるかな。」

ANIMATION

Lucy Rose

「私の楽曲、『Shiver』は日本のアニメの『蟲師』のテーマソングとして使われたこともあるけど、実は私、アニメってよく知らないの。でも、お気に入りはいくつかあって、すごくベタかもしれないけど『もののけ姫』。あと、タイトルを忘れちゃったけど、人形劇で、いろんな人たちがボートに乗って冒険にいく話。きっと有名なはず!なんだっけ…。本当に疎くてごめんなさい…。」(※取材陣で話し合った結果、きっと、ひょっこりひょうたん島ではないかという憶測に。)

『蟲師』のテーマソング、『Shiver』

 

30才を迎えたルーシーにインタビュー

これまでに、単身で南米中を弾き語りツアーで回ったりと、タフな心で常に新たな挑戦に挑んでいるルーシー。幼い頃から音楽に興味を持ち、独学でピアノやギターを始め、自ら作曲を始めたという彼女、どんなきっかけてミュージシャンの道を選んだのだろう?

「ミュージシャンになりたい!と思ったことは実はなくて、16歳くらいの思春期まっただ中のとき、音楽って自分が思うより深い世界かもって気づいた瞬間があって。なりたい、っていうより、続けたいっていう気持ちが大きかった。」

ルーシー ローズ

やりたいことを見つけても、長く維持するのは難しいところ。ルーシーの継続していく秘訣とは?

「音楽に詰め込む感情って常に美しいものとは限らなくて、醜いほどダークになることもあるの。でもそれをリスナーたちに受け入れてもらうことで、人との繋がりを感じることができる。その繋がりをパッチワークみたいに広げてくのが大切な作業だと思っていて。その考えが継続できてる秘訣なのかも。今は、若手ミュージシャンの活躍もサポートしたくて、レコードレーベル、Real Kind Recordsも自分で立ち上げたの。最近は、サマンサ・クレインのシングル『Garden Dove』をリリースしたばかり。」

ルーシーローズ

最後に、同世代のGINZA読者に向けてメッセージを。

「人々と繋がろうと行動することの大切さや、愛さないと愛されない、ということを科学的に証明してくれるブレネー・ブラウンのTEDはおすすめだから、ぜひチェックしてみて! 強いて言うなら、もっと周りの人の声を聞いて理解しようとすることが大事。凝り固まった考え方から自分自身をもっと解放させて。」

Lucy Rose 
ルーシー・ローズ

イギリスのウォリックシャー出身の女性シンガー・ソングライター。10代半ばから作曲を独学で学び、Bombay Bicycle Clubをはじめ様々なアーティストの楽曲に参加。2012 年、デビュー・アルバム『Like I Used To』を発表。VOGUE 誌は彼女を『2012 年で注目すべきインディーロックスターの一人』と賞賛。2013 年にシングル「Movin’ on up」がSony XperiaのCMに起用され、2014年にはシングル「Shiver」がアニメ『蟲師』のオープニングテーマとして起用された。 2015年、2ndアルバム『Work It Out』を発表。2017年、3rdアルバム『Something’s Changing』をリリース。2018年、ジャパンツアーを敢行。2019 年、『No Words Left』をリリース。

photo & text: Mari Kojima

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