編アシHの「全ては現場から」- 〈マリメッコ展 ー デザイン、ファブリック、ライフスタイル〉へ。2月12日まで開催

編アシHの「全ては現場から」- 〈マリメッコ展 ー デザイン、ファブリック、ライフスタイル〉へ。2月12日まで開催

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ハロー、編アシHである。

今日は編集部の平和を守る任務はお休み。

ボス(かりん刑事)から指令を受け、ある展覧会を訪れています。

むむっ、どこかで見たことのある柄、、、、、、、

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ファブリック《ウニッコ》

服やバッグにプリントされたものはよく見るけれど、ファブリックとして展示されているものを改めて見ると大迫力。

一つ一つのケシの花に表情があるように見えます。

そう!お気付きの方も多いでしょう。私が訪れたのは、「マリメッコ展—デザイン、ファブリック、ライフスタイル」。SNSでも「行った!」という投稿をちらほら目撃していて気になってました。

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渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで2月12日(日)まで。

ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリックが約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、そして各時代の資料など計200点が展示されているんだとか!

60年にわたる歴史をたどり、各時代を彩ったデザイナーたちの作品が紹介されています。

ファブリックを「アート」として捉えた展覧会。どんな出会いがあるのか。

マリメッコが生まれた1950年代初めのフィンランドは、女性が家庭から解放され、自由に生きることを求めた時代でした。その時を生きた女性が、創業者のアルミ・ラティア。

「強い自己を持つ、自信に満ちた女性は流行など気にしない」

彼女はその言葉通り、力強く快活な女性のための服を作り続けました。

、、、、、余談ですが、創業当時のエピソードが紹介されている第1セクションで私が気になったのが、創業時のマリメッコのロゴ候補たち。(編アシHは書体マニア)。
無名の広告代理店のデザイナーたちが一生懸命、候補を考えたもののアルミ・ラティアは全て却下してオリヴェッティ・タイプライターのスタンダードな書体でロゴを作るよう指示したんだとか。
確かに、お馴染みのあのシンプルなロゴは華やかなファブリックにはしっくり来ますよね。

、、、、、けど!候補たちもすっごく可愛いのです。ハサミをモチーフにしたり、針と糸のイラストがいい味を出していたり、、、、、。
残念ながら写真に収めることができなかったので、ぜひ皆様にも会場で見ていただきたいです。

そして、創業当初の1953年から1960年まで、マリメッコのファブリックと服のデザインを手がけた初の正社員デザイナー、ヴオッコ・ヌルメスニエミは、限りなく裁断を抑え、ファブリックの柄を生かした図案を生み出し続けたんだそう。
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シンプルな2色刷りのストライプのプリントでも、染料が重なった部分は新しい色合いが生まれていました。

故ケネディ大統領の妻のジャクリーン・ケネディが実際に愛用していたドレスも展示されています。

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ジャクリーン・ケネディが購入したドレス≪ヘイルヘルマ≫、1959年  ファブリック≪ナスティ≫(小さな無頭釘)、1957年、 服飾・図案デザイン:ヴオッコ・ヌルメスニエミ  Design Museum / Harry Kivilinna

1970年代以降のマリメッコのファブリックを彩ったメンバーの中には、日本人もいました!

脇阪克二と石本藤雄の二人。絵画のようなその魅力は、ぜひ実際に会場を訪れて感じていただきたい!

日本人らしい繊細なタッチで描かれた下絵を、見事にファブリックに落とし込む技術にも感心します。

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会場では、素敵なプロダクトも販売中♡

編アシHもミニノートセットを購入しました。

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すべての展示を見てわかったこと。

それは、創業者アルミ・ラティアは「才能を集める天才」であったということです。

この記事で紹介した他にもたくさん、初期のマリメッコを形作った才能あるクリエイターを発掘し、その後60年に渡り支持される土台を作りました。

初期のマリメッコがあるから、現在がある。すべての時代のデザインを網羅する展示で、それを流れとして感じることができました。

創業者がいなくなっても、中心人物が何度入れ替わっても、信念の変わらない「息の長い」ブランドの成せる技です。

守るべき信念は何か。

何年経っても守り続けたい信念かどうか。

ファッション業界に限らず、どんな仕事にも通じる大切なことなのかも、なんてしみじみ考えた編アシHでした。


マリメッコ展
-デザイン、ファブリック、ライフスタイル

Bunkamura ザ・ミュージアム

2016/12/17(土)-2017/2/12(日)

10:00-19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)*12/31(土)を除く

http://marimekko-exhibition.jp/

text: Emi Hiranuma (ginza_assistant)

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