ハロー!編アシHである。
ワタクシの大好物の「雪の宿」って、表は甘くて裏はしょっぱくて、けどどちらかが欠けるとそれは甘くてしょっぱい「雪の宿」ではなくなるわけで。
表裏一体って、こういうことなんでしょうか?(違う)
今日も編集部の平和を守る任務はお休み。
〈ミントデザインズ(mintdesigns)〉の世界観を体感できる企画展「mintdesigns/graphic&textile works 2001-2017」が開催されていると聞き、銀座・クリエイションギャラリーG8にお邪魔しています!
ミントデザインズは、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業後、帰国したデザイナーの勝井北斗と八木奈央によって2001年に設立されました。
大胆な色使いとグラフィカルなモチーフが特徴的なテキスタイルや、それを用いたコレクションを数多く世に送り出しています。
今回の展示は3つの空間を使って行われていました。
入り口を入ってすぐのお部屋では2004年のS/Sから2017年のS/Sまでのコレクションが一同に会しています。圧巻!
2つ目の部屋に移ると、ミントデザインズのお二人のインスピレーションの源を知ることができます。
空間の中に立ち上がるように、立体的に展示されたテキスタイルの原画たち。
中でも特に編アシHが気になったのはこちら。
柱にぐるぐる巻きにされたストライプ柄のテープ。
む?むむむむ?どこかで見たような、、、、、、あ!
さっきのお部屋にあった、こちらのドレスのファブリック!
ミントデザインズの定番・ジグザグ柄って、こうやって生まれたんですね!
さらに奥に進むと、今回の展覧会で初登場のエリアが待っていました。
見渡す限り、ファブリックに次ぐファブリック。圧倒されてなんだか目眩が、、、、、、(幸せ)。
プリント工場で、ハンドによるシルクスクリーンの試し刷りを行なった際のテストプリント達。
ここが、色の組み合わせを考える段階なんだとか。
同じ柄でも色が違うだけで大きく印象も変わることがわかりますよね!!(大興奮)
この部屋で展示は終わりです。
が!おすすめの回り方は、2つ目の空間と、最後のファブリック天国(勝手に命名)で見たテキスタイルを、最初のコレクションアーカイブでもう一度探してみることです。
例えば
この、ビニールテープで文字をかたどったデザインは……
このリボンに!
このmr.mint柄は、、、、、
このワンピースに!
なんども3つの空間を行ったり来たり、自由に写真も撮ることができるのもこの展覧会の魅力です。
会場では #ミントデザインズ展 のハッシュタグをつけてSNSに投稿した方にミントデザインズ展オリジナルのポストカードをプレゼントしていました!
乙女は限定やオリジナルに弱いものなのです。編アシHも例外なく。(ポチッとな)
「ファッションをプロダクトデザインのひとつとして確立したい」をコンセプトに掲げた二人の、「身につけることのできるグラフィック」を自分の目で見て吸収できる展覧会。
ファッションやグラフィックアート、そしてプロダクトデザインの境界線が、ますます曖昧になっていく時代の流れを感じました。
その先頭で、テキスタイルを使って常に新鮮な「作品」を世に送り出しているのが、ミントデザインズなのです。
芸術作品とプロダクトは一見相入れないようですが、根本では密接につながっていることを今回、再認識しました。(これがほんとの、表裏一体……?)
たくさんの素敵なアイデアのシャワーを浴びて、ワタクシも創作意欲がむくむくと湧いてきました!
世界は、思っていた以上に様々な「きっかけ」で溢れていたことに気付かされます。
それがテキスタイルで表現されることで、肌に寄り添う「作品」になる。ファッションの可能性は無限大です。
帰りの道が、行きよりもなんだかキラキラして見えてきました!ではまた!