モロッコの”京都”、古都フェズを巡る女子旅【前編】

モロッコの”京都”、古都フェズを巡る女子旅【前編】

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日本人の女子にもなじみの深いモロッコ。アルガンオイルやローズウォーターといったビューティはもちろん、モロッコスタイルのクッションやキリムのじゅうたん、バブーシュなど女子が惹かれるトピックも満点で、好きな人も多いはず。

そんな人気のモロッコでも、古都の雰囲気を一番残すのが「フェズ」。8世紀に作られたという旧市街=メディナは、壁に挟まれた細い道が迷路のようにめぐるラビリンス。そんなフェズを女子がもっと楽しむためのとびきりの方法をご紹介。


  

1. ラビリンスに地図はいらない

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フェズといえば、巨大な旧市街・メディナ。イスラム圏の各国や、モロッコではマラケシュにもかつての街並みを残したメディナはあるけれど、ここが珍しいのはその迷宮っぷり。高い壁に囲われた中には、車も通れないほど細い道が縦横無尽に張り巡らされている。この中の交通機関はロバか徒歩。坂道なので自転車の人も少ないし、車やオートバイも禁止。どの角を曲がっても、さっき通ったかな、、?という道に出てしまう。いくら地図を頼りにしても、初心者は迷うこと必至。思い切って地図を捨てて、迷う方が楽しい。

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スーク(市場)の物資を運ぶのはロバかリヤカー。ロバのマイペースな歩きに癒される。

2. いくつもあるガーデンを堪能すべし

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いろんなリヤド(昔の貴族の高級な邸宅を改装したホテルのこと)やカフェにも素敵なお庭があるけれど、一般に開放されている王様のお庭であるジュナン・スビル・ガーデンや、博物館のお庭も欠かさずチェックを。砂漠のイメージが強いモロッコだけれど、実は山や緑も豊富。四季を彩るお花やグリーンは天国の風景のようでうっとり。

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ダール・バトハ博物館のお庭に面した回廊も素敵。

3. 街歩きのひと休みはフレッシュジュースで

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モロッコにはとにかくフルーツがいっぱい。そこらじゅう でフルーツのフレッシュジュースが買える。プラスチック カップはないので、ガラスのコップに入れてもらってその 場で飲むスタンド方式。街のそこここにあるオレンジの木 の下で、しぼりたてのオレンジジュースを飲む贅沢といっ たら! ほかにも、スイカやメロンも安くて甘いし、日本 では見られないマルベリーも。

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アヴォカドバナナジュースは、小腹を満たしてくれるたっぷりサイズ。

4.ミント! ミント! ミント!

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モロッコの人はとにかくミントがお好き。ミントティーも乾燥したものよりは、フレッシュミントのお茶を好む。それにシュガーをたっぷり入れて飲むのがモロッコ流(もちろん、ノンシュガーでもOK)。そのほか、コリアンダーやローズマリーなどハーブはそこかしこで束になって売られていて、それを片手に、匂い嗅ぎながら歩く人も。

日本でも化粧水やルームスプレーとして知られつつあるローズウォーターやオレンジフラワーウォーター。モロッコの人は自家製で作って、そのまま飲んだり、お料理に使ったりするんだそう。

5. 午後はお庭でお茶を

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Ruined Gardenのテラス。とにかく緑がもりもり生えてる。

通りにひっそりとある扉を開けると、別世界が広がるのがフェズ。そこには花やグリーンがあふれる広いお庭とそれを囲むようにテラスや部屋がある。砂漠に近い国は暑さと陽射しの強さがとにかく過酷。11時くらいから午後早い時間に外を出歩くのは観光客くらい。そんな時間はシエスタか、お家の日陰でゆっくりお茶をして、暑さをやり過ごすのが良き時間の使い方。

お庭を楽しみながらのランチやティータイムにはFez Cafeがおすすめ。もともとインテリアのデコレーターで、フォークアートのコレクターでもあるオーナーが作ったお庭や空間は、こなれたおしゃれ感でいっぱい。

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Fez Caféのお庭

ランチなら、Ruined Gardenも。モロッカン料理を外国人でも食べやすいようにアレンジしているので、気軽に試せる。その時々で変わるフレッシュジュースもあわせてオーダーしてみて。オーナーがイギリス人なのでメニューなどに英語があって便利。Fez Café、Ruined Gardenは、ともにリヤドもやっているので、泊まってみたい人はぜひ!

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Ruined Gardenの季節のジュース。凍ったストロベリークラッシュに、フレッシュオレンジジュースを注いだもの。暑さで溶けるとシャーベットになっておいしい!

 

モロッコの古都フェズを巡る女子旅 【後編】 はこちら

・フランス語のメモをポケットにしのばせて

・背伸びして、リヤドにステイ

・洗練されたアルティザンのテキスタイル

・街のヒストリーもきちんと感じて

・さて、お土産はどうする?

 

*フェズへの行き方:日本からモロッコへのフライトは、中東のドバイやドーハ経由か、パリ経由。中東経由はカサブランカまでしか飛んでいないので、そこからフェズへは電車かタクシーで4~5時間。パリ経由の場合は、日本からの便が着くシャルル・ド・ゴール空港と異なり、パリからフェズへのフライトはオルリー空港発なので、トランジットに注意を。

柴原聡子 Satoko Shibahara

建築設計事務所や美術館勤務を経て、フリーランスの編集・企画・執筆・広報として活動。モロッコを拠点にする友人のアーティストを訪ねて、モロッコへ旅行。迷宮フェズの埃っぽい路地(スターウォーズに出てくる街っぽい)と、サハラ砂漠で遭遇したマッドマックス級の砂嵐で、異国というよりどこか違う星に行ってきたような感覚に。

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