この夏観ておきたい話題作を、キーワードに分けてご紹介。気になるものは忘れずチェック。欲張りに全部観るのもいいかも。
映画館ざんまいの夏! “おっさんずロス”を皮切りに新作映画を攻略せよ
愛すべきおじさんたち
ドラマが終了して “おっさんずロス” になっていた人に映画化の朗報。物語はドラマ版の1年後。おなじみの “はるたん” “部長” “牧” の3人組 はもちろん、新キャストとの五角関係の恋の嵐が吹き荒れる!公開まで のもどかしい気持ちは、Instagram「武蔵の部屋(@musashis_room)」 で癒して。未見の人はNetflixなどでドラマ版が公開されているのでチェック。
監督 : 瑠東東一郎
出演 : 田中圭、林遣都、志尊淳、沢村 一樹、吉田鋼太郎
配給: 東宝
8月23日から全国公開。
“ミッドライフ・クライシス=中年の危機” に瀕した8人の男性が、シンクロチームのメンバーとして集まり、成功を収めるまでを描いた本作。スウェーデンの男子シンクロチームの実話をベースに、舞台をイギリス に移して描かれている。公開中の『シンク・オア・スイム』は、同じ元 ネタでフランスで製作されたもの。観比べるのも面白いかも。
監督 : オリヴァー・パーカー
出演 : ロブ・ブライトン
配給: キノ・フィルムズ
9月20日からヒューマントラスト渋谷ほか全国順次公開予定。
男たちの歪んだ愛情
『タロウのバカ』
大森立嗣監督が 15 年間温めてきたオリジナル脚本で送る最新作。自分の年齢すら知らず、学校にも通ったことのない自由な少年タロウが年上の少年たちと出会い社会を知ることになる。エージ役の菅田将暉、スギオ役の仲野太賀に並ぶ主演タロウ役に抜擢されたのは、監督自ら300人以上の候補の中から選んだ 15 歳の新人YOSHI。演技経験ゼロでの挑戦となった。
監督・脚本・編集 : 大森立嗣
出演 : YOSHI、菅田将暉、 仲野太賀
配給 : 東京テアトル
9月6日からテアトル新宿ほか全国順次公開。
『永遠に僕のもの』
アルゼンチン犯罪史上もっとも有名な連続殺人犯の実話を元にした物語を、ペドロ・アルモドバルがプロデュース、ルイス・オルテガ監督という布陣で映画化。美しい17歳の少年カルリートスは、新しく入った学校で相棒と出会い、嘘や窃盗を重ねて数年で連続殺人犯となる。妖しいまでの美しさから目が離せない。
監督 : ルイス・オルテガ
出演 : ロレンソ・フェロ
配給: ギャガ
8月16日から渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
さわやかな夏の恋
“ティモシー・シャラメ×夏の恋” と聞いて胸のときめきを抑えられない人は少なくないはず。舞台は、1991年のアメリカのケープコッド。父の死から立ち直れずにいる気弱な少年・ダニエルをティモシーが演じ、初めての恋、仲間との友情、そして裏切り……と、ひと夏の経験を映し出す。『君の名前で僕を呼んで』ファンはもちろん、未見の人も要注目。
監督 : イライジャ・バイナム
出演 : ティモシー・シャラメ、マイカ・モンロー
配給: ハピネット
8月16日から新宿ピカデリーほか全国公開。