2022年10月7日(金)から23日(日)まで、「渋谷PARCO」にて、若手クリエイターから世界的アーティストまでが集う芸術の祭典「SHIBUYA PARCO ART WEEK 2022」が開催される。
「渋谷PARCO」が芸術に染まる。約30本のアート・カルチャーイベントを堪能
天高く馬肥ゆる……だけでない、芸術の秋!毎年好評を博しているアート企画「SHIBIYA PARCO ART WEEK」が今年もやってきた。多種多様なアート・カルチャーに触れることができる貴重で楽しい17日間が始まる。
まず注目したいのは、イギリスの現代美術家ジュリアン・オビーによる世界初公開のVR作品個展『OP.VR@PARCO』。風景や人物といった王道モチーフを最先端の手法で表現してきた作家の、新たな挑戦である。VRゴーグルをつけて「体験」する展示だ。
『OP.VR@PARCO』は2022年10月21日(金)〜11月14日(月)の開催。渋谷パルコ4階「PARCO MUSEUM TOKYO」にて。入場料1,500円、事前予約制。なお、2022年10月21日(金)〜11月26日(土)の期間で「MAHO KUBOTA GALLERY」(東京都渋谷区神宮前2-4-7)にても展示会『JULIAN OPIE』を同時開催。
それから、ドキュメンタリー映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』が8階の「WHITE CINE QUINTO」にて先行公開。1990年代にモードメイク界に革命をもたらしたメイクアップ・アーティストの半生を追う。この映画のポスタービジュアルに使われているのが、なんと70年代のパルコの広告イラスト。山口はるみの代表作「LOOK」だ。
ART PASSPORT特典で一般料金から300円引。2022年10月7日(金)には、RUMIKO(Amplitudeクリエイティブディレクター/メイクアップアーティスト)と田辺ヒロシ(イラストレーター)によるトークイベントも開催。
ほかにも、8階「ほぼ日曜日」で開かれる写真家・牛腸茂雄の個展や、2階の「2G(NAZUKA)」でのマシュー・パラディーノ個展など、アートの「今」を追える企画が目白押し。新進気鋭作家らが参加する企画「P.O.N.D.」では、「IN DOUBT/見えないものを、考える。」をコンセプトに館内複数スポットでの鑑賞体験が提供される。もちろん、アートを絡めたファッションアイテムも多数ブランドから登場。ART PASSPORT特典でプレゼントがある店舗も。
きらきらとした宝箱のような秋の「渋谷PARCO」。心に響く出会いを求めて、出かけよう。