恋愛部長「大人の恋の歩き方」vol.8 恋する女は、三角関係を制覇せよ

恋愛部長「大人の恋の歩き方」vol.8 恋する女は、三角関係を制覇せよ

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今どき、いい男が完全にフリーでフラフラしてるなんてありえない。
普通にいい人で、小ぎれいで、話もまともに通じるような妙齢の男性は、他にも狙ってる女子が周りにいるのが普通だと思ったほうがいい。で、三角関係ですよ。
もしかしたら、付き合っている彼氏に、他の女の影がちらついているのかもしれないし、逆に、好きになった男に、すでに付き合っている彼女がいるのかも。
三角関係とは、不思議なもので。
自分以外にも狙っている女がいる!と思ったとたんに、あれよあれよと盛り上がる恋の炎。
最初は別に‥って思ってた男でさえ、ライバルが出てきたら急に気になり出したり。
そんなものですよね。人間て。
でも、三角関係こそ、まさに身の振り1つで自爆することもあるし、取り返しのつかない事態になってしまう、センシティブな事案。
振る舞いに、女の格が出てしまうのでご注意!です。
三角関係で大事なのは、相手の女ばかりに気を取られないこと!これに尽きます。
三角関係で何かとみんなが陥るのが、「相手の女が気になって夜も眠れない状態」です。
たとえばライバルの女性がインスタやtwitterで、何か発信していたら、逐一チェックして
しまう。「この記述は彼についてなんじゃない?」「彼といっしょにいたんじゃない?」とやきもき。
写真でもあげようものなら、見切れている連れの相手が自分の意中の彼なんじゃないかと、見えもしないのに拡大してガン見してしまう。
相手の女のスペックを調べ上げて、自分より優れている点を数え、地の底まで落ち込む。
そうそう、私も若い頃よくそんなことをやってました。
恋敵の女が、帰国子女で英語ペラペラなのを知って、「英語・・・私は苦手・・」ってすごい落ち込んだり。冷静になれば、「え、そこどうでもよくない?!」って全力で突っ込み入れますよね、絶対。
相手の女のことばかり気になって、肝心の好きな男が置き去りになってしまうのは、三角関係の恐ろしい罠。絶対に避けなければなりません。なぜって?
それは、嫉妬に狂った女ほど醜く見えるものはないからです!
そもそも、三角関係になったら一番に考えなければならないのは、自分と彼の関係です!
自分と彼の関係さえしっかり強固で、ゆるぎないモノであれば、どんなに横からちょっかい出されても大丈夫なもの。たとえ、向こうが正式な彼女だとしてもそれは同じです。
出会ったのが遅かっただけで、自分と彼の関係が良好で、どんどん近づいて行ってるのであれば、その関係性だけを大切に考えることです。
もしも、彼との関係がいまいち前に進まないんだとしても、それはライバルがいるから、ではありません。そこで相手を憎むのはお門違い。

彼にとって、自分の魅力が足りないから。彼が、あなたの魅力にまだ気づいていないから、です。あくまでも、あなたと彼の問題、と考える。それが大事。
ライバルがどんどん接近して焦るかもしれませんが、自分は自分のペースで、彼との距離を縮める努力をすべきです。
そして、彼に対して、絶対に、言ってはいけないのが、「あの子もあなたのこと好きなんでしょ?」とか、「あなたもあの子のこと気になってるの?」「もしかしてデートとかしてる?」など問い詰めるようなセリフ。
そんなことしようものなら、言霊です。そのライバルの彼女を彼が意識しだしてしまいます。いままでなんとも思っていなかったのに、「え、あの子俺を好きなのかな?」「俺もあの子好きなのかも!」って思ってしまう危険が大!
だって、男ってすごく単純なんです。
自分のことを好きになってくれる女子なんか、だーいすきなんです。
もしかしたら、なんとなーく「あの子もしかして・・?」って思ってたことが、あなたが言語化したせいで、一気に確信に変わり、「やっぱりあの子俺のこと好きなんだ!」ってもり上がっちゃうかもしれません。
とにかく、探りを入れたい気持ちはよくわかりますが、そこはぐっとこらえて、相手の女のことであてこすったりするのはやめましょう。
リスク承知でけん制に出るなら、こんなセリフならアリかも。
「あなたってあの子によくちょっかい出してるけど」「そんなことしてると相手に誤解されちゃうよ」
ずるい手ですが、男が思い描く理想の俺像は、あくまでも、自分のことを複数の女の子が追いかける状態。間違っても、自分だけが勘違いして舞い上がって、相手に拒絶されることではありません。もしそんなはずかしい状態だったら、男の人は死んじゃいます。
その心理を巧みに利用するのです。
まぁ、でも、そんな姑息な手は使わないで、そもそも相手なんかものともしない態度に出るのが正解です。つまり、同じ土俵では戦わないってこと。
たとえば、好きな人にすでに彼女がいる場合。
この「同じ土俵に乗らない戦略」が有効です。
まずは彼女の情報をなるべく聞き出して、彼がいま彼女にどんな不満を持っているかを把握しましょう。
その上で、その彼女にはなくて自分にはある部分、そして彼にとって魅力的に映る部分をアピールします。
たとえば、すごく子供っぽくて甘えん坊の彼女がいて、それがちょっとな~と思っている男に対して、もしも自分は自立した大人の女なら、その違いの部分をぜひアピールしたい。
彼女と同じようなスペックはアピールしてもダメです。付き合いが長い分、いま付き合っている彼女に分があります。

彼女にはなく、新鮮で、なおかつそれが、彼のためになる(そこが大事!)というポイントを見つけて、そこを売り込むのです。
その時に、絶対に、同じ土俵には乗らないこと!
必ず、彼女よりも自分が上、と心の底から信じて、「勝手に上から目線」でしゃべりましょう。
「彼女、さびしがり屋なんだね。でもそれを怒ったらかわいそうだよ。彼女だって一生懸命なんだよ」とか、「まだ若いから、仕事がどれだけストレスなものかわからないんじゃないかな?それを責めたらかわいそう・・」などなど。
「かわいそう」ってお前は誰やねん!ですが、そこは「勝手に上から」です。
彼の現カノの悪口は絶対言っちゃいけません。むしろフォローしているかのように見せかけつつ、さりげな~く、自分のほうが上だと印象付ける。それが、大事。
(とはいえ、あまりあからさまだとただの嫌な女になるので気をつけましょう★)
大事なのは、相手と争うような、同じ土俵には乗らず、自分は別次元にいる感を醸し出すことです。
そして、とにかく、好きな男には、やさしく!です。
三角関係が煮詰まると、だんだんフラフラしている相手の男にも腹が立ってきて、冷たくしたくもなりますし、嫌味の一つでも言いたくなります。
「ちょっと天秤にかけてんじゃないの?!」と首根っこ捕まえてとっちめたくもなるってもんです。
でも、待って!
そこは、「自分と彼の関係をつくる」を最優先です。
自分と彼の関係さえ強固になれば、他の女は勝手に自爆して脱落して行きます。
それを待ちつつ、とにかく、意中の彼にはやさしく接するのです。
そして、その間、相手の女については、こうやって妄想してみましょう。
「今頃、ライバルのあの子は、彼が好きで好きで、気もそぞろ、何も手に付かない状態に違いないわ。きっとそのうち、耐えられなくなって自爆する!かわいそうね・・。」って。
そう、三角関係に苦しんでいるのはこっちだけではありません。相手だって同じなんだっ
てことを思い出してください。
どんどん煮詰まれば、絶対に切れたくもなります。ワーッと感情が高ぶって、思わず白黒つけさせようと問い詰めることもあるでしょう。
だから、相手が彼を好きになって好きで好きで気も狂わんばかりになってくれれば、むしろラッキー。自爆するのも間近です。
それを想像して、自分が暴走しそうになるのを食い止めてください。

三角関係は、冷静に状況を見極められた人の勝ちなのです。
それでももし、彼が自分ではない他の女を選びそうになったらどうしたらいいのでしょう?
そういう時は、「女は引き際」という言葉を肝に銘じてください。
綺麗スッパリ、その男からは手を引くことを知らしめるのです。
男って言うのは、ガンガン押されていると、かえってグズグズ決めかねて、のらりくらりした態度をとりますが、いざ「じゃあもういいや!さよなら!」って女が去って行こうとすると、急に「ああ惜しかったかも・・」と後ろ髪を引かれてしまう生き物。
どうぞ、存分に、彼に「いい女だったな・・・俺失敗したかも」と思わせるよう、爽やかに終わりにしてください。
もしかしたら、もう一人の女をいったんは選んだものの、「やっぱり君だったよ!」と後々追いかけてくる可能性だってありますから。
逆に、避けたいのは、どっちつかずでグズグズ彼の周りにいることです。それでは、彼にはあなたの意志が届きません。
なるべく、分かりやすく、はっきりと、そして嫌みなく、終わりにしてください。なんなら、捨て台詞で、「あなたのこと、いいなって思ってたのにな!こんないい女にいかないなんて、馬鹿だね!」とでもかわいく言い放ってもいいですよ。強気な女は男にとって最強のいい女ですから。三角関係も、ぐじゅぐじゅ悩むんじゃなくて、いろいろな戦略を駆使して攻略するんだ!
と思えば、楽しくなってきませんか?そう、だって、私が本気で好きになる男です。他に誰も好きにならないわけがないじゃないですか!他にライバルがいるからって身を引くなんてもってのほか!多少のライバルは、恋が燃え上がるための素敵なスパイスだと思って。
臆さず、焦らず、落ち着いて。その三角関係を攻略してみてくださいね。

恋愛部長 れんあいぶちょう

20代に恋愛で失敗を繰り返したことから、様々な独自の恋愛理論を編み出し、2008年から恋愛ブログ「恋はいばら道」をスタート。過去の失敗談を披露したり、多くの人の恋愛相談に乗ったりしている。私生活では、38歳で留学を機に当時結婚を考えていた彼氏と別れ、40歳で知り合った現在の夫と結婚、出産。現在は、広告代理店で働くかたわら、1男1女を子育て中。
著書に、『28歳からの必勝ルール~恋愛部長の恋のムチ』『にっちもさっちもいかない恋がうまくいく本』(大和出版)。

HP: http://renaibucho.com
NOTE(恋愛相談): https://note.mu/renaibucho


カシワイ

装画や挿絵などのイラストレーションや漫画を描く。リイド社より単行本『107号室通信』を刊行。

HP: sankakukeixyz.wixsite.com/kfkx
instagram: @kfkx_
twitter: @kfkx_

Text: Renaibucho Cover Illustration: KASHIWAI

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