川辺でブラブラ&芝生でゴロゴロ、素朴なライフスタイル – 小倉聖子がお送りするワルシャワ通信02

川辺でブラブラ&芝生でゴロゴロ、素朴なライフスタイル – 小倉聖子がお送りするワルシャワ通信02

ここ数年、若手アーティストが集結し、デザイン、写真などクリエイティブに関する感度の高さで注目されているベルリン。その「ポスト・ベルリン」的存在は「ワルシャワ」ではないか、と思っています。

昨年の夏2ヶ月、ワルシャワを拠点にポーランドに滞在していた。ポーランド語を学びたかったのと、ポーランド人の人のライフスタイルを知りたかった。前回も書いたように、ワルシャワの街を歩いていると、ちょっとオシャレな若い人達を結構みかける。授業の後にカフェに行くと、ミュージシャンっぽい人達や、ペイントアーティストの人達が偶然会って話し込んでいる様子なども見かけた。素朴な雰囲気で良かった。

 

 

夏のワルシャワは
ヴィスワ川沿いが熱い!

 

ワルシャワに入って4日目くらいに音楽レーベルをやっている友達から、今晩ヴィスワ川沿いのPomost511で良いバンドが出るライブがあるから行こうと言われ、現地集合で向かった。しかしヴィスワ川長い・・・到着した位置からgoogle mapで見る限りずっとまだ真っすぐこの道いくのか、とふと元気を失ったのは束の間。2分後、そのヴィスワ川沿いから楽しい音楽がたくさん聞こえてきて、川沿いにはたくさんの若者がいた。何だかただ座って話しているだけだが楽しそう。どんどん歩いていくとまず、映画を上映しているお店がありみんな集中して見入っていた。川沿いにいろんなお店があってテーマごとの音楽やライブ、映画、写真展、など無料でやっている。人はチャージなしで、ここにくればアートに出会うことができる。

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©Maciej Komorowski

 

そのライブも大盛況だったのだが、めっきりここの場所が気に入った私は次の日(土曜日)もここに来て、カフェやライブなどを楽しんだ。

Pomost511 facebook
https://www.facebook.com/Pomost511/

 

川の反対側は若干ビーチのようになっており(プラガ地区側)では、ライブが開催されていたり若者たちが夜な夜な集って遊んでいる様子が微笑ましかった。

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©Maciej Komorowski

 

そんな若者を描いた映画が今年ポーランドからも出てきた「All These Sleeples Nights」は、シナリオがほぼなく撮りながら考えていったというリアリズムな映画。

“All These Sleeples Nights”
https://www.youtube.com/watch?v=1RR_9aVcQVo

 

夏は晴れていれば
草の上でゴロゴロ

 

日曜日は朝ご飯マーケットというのが公園で開催されていて、11時くらいから(朝ご飯じゃないですが)みんな集ってきていろんな国の食べ物など比較的に安値で食べられる。ポーランドでも子供がいる若い夫婦も多く、みんな子供を連れてやってきていた。子供の面倒を見てくれる無料ブースもあり、夫婦は公園でゆっくりご飯を食べられる。ワルシャワ大学の図書館がヴィスワ川近くにある。ワルシャワで私の好きな場所。なぜかというと芝生が綺麗。図書館の上(屋上)に大きな公園がある。そこにゴロゴロ転がって本を読んだりお昼寝したりするのが幸せ。ポーランドでは、暖かい時期が短いので、夏は晴れると外に出て時間を楽しむ人が多いところも気に入っている。

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©Maciej Komorowski

 

科学文化宮殿というワルシャワのシンボルのタワーの下のカフェでは外にピアノを置いて日曜の昼間無料コンサートが開かれていた。同時にカフェのベジタリア ンフードも500円くらいで食べ放題。すごく美味しいのだが、これを食べながらクラシック以外の違う曲を生演奏で聞ける良い時間を過ごすことができる。また夜になると街中ではカフェバーや、クラブなどの外にみんな自然と集ってくる。

 

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©Maciej Komorowski

 

かわいい出版社と、
オシャレなショップも。

 

ワルシャワってセンスがいい物が多いなと思っていたが、「MAPS」という世界をイラストで紹介した夫婦(ポーランド人)の本があり、日本でも大人気だが、この本を出版した出版社に行ってみようと思って連絡してみた。Dwie Siostryというところで橋のたもとにある小さなカフェ兼ブックストアを経営していた。子供が自由に本を読んでいる時に母親もカフェしたり大人の本が読めるようになっていた。日本でも、ここの本がもっと日本語訳されて紹介されることを願っている。

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©Seiko Ogura

 

Dwie Siostry

https://www.facebook.com/DwieSiostry/?fref=ts

 

またもうひとつ。昔のポーランドのデザインが注目されている。昔に使われていたロゴや写真、そのイメージをTシャツやアイテムに落とし込んだお店がPan Tu Nie Stalだ。よく読むとポーランド語だったりするが、そのセンスに脱帽する。ワルシャワに行ったら寄ってみたいお店。

 

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©Seiko Ogura

 

Pan Tu Nie Stal

https://pantuniestal.com/

 

 

次回は、最終回。ご飯や飲み物などを紹介します。

小倉聖子 Seiko Ogura

VALERIA代表。1980年東京生まれ。主に洋画の宣伝などの仕事。2009年に「アンナと過ごした4日間」の宣伝に携わったことがきっかけでポーランドに行き、若い人たちがアートを楽しんでいる雰囲気や映画に魅了されポーランドに6回行った。来年もポーランドに長く行く予定。

ポーランド映画祭2016 12月16日まで開催中!
http://www.polandfilmfes.com/

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https://www.facebook.com/polandwave/

 

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