自分自身が“メディア”になるという時代。スマホひとつあれば組織や人を介さずに、SNSを使って自己の力と流儀で、全世界に「私」を売り込むことで有名になれる。「セルフプロデュース力」を磨くには?正しい向き合い方は?さまざまな角度から考えてみよう。
MAPPYさんのセルフプロデュース力UP講座 人気インフルエンサーがやっていること
現役の高校生にしてジャズピアニスト、さらにファッション界のイットガールとしても名を馳せるマッピー。デジタルネイティブ世代のマッピーが自分を伝えるツールとして使うのがインスタグラム、ツイッター、ウェア。さらに雑誌、ライブと続く。 「SNSをやればやるほど自分を失っていくような世の中で、自分らしい表現、個性がなによりも大事だということを伝えたい。自分のアカウントは誰かのためというよりは、私の好きな世界を自由に作るものという位置付けです。得意分野を発信していく、その発信方法の研究ができる場ともいえるかな。そういう観点から注目してるのは青山テルマさん。気さくさと面白さを動画で毎日見せ、それによりさらに活動の幅を広げてるから」
MY SNS RULE・自分の好みや趣味を色濃く出す
・#なるべく自分の日々のTO DOを優先し、息抜きとして向き合う
【TOKYO】
生活のベースである東京。ジャズピアニストとしてのライブ、イベントの告知、ファッションの展示会に撮影風景、一流アーティストとの2ショットなど、高校生であることを忘れてしまうほどの多彩な日常の虜になる人が多数。
人気フォトグラファー、永瀬沙世さんとの2ショット写真を披露。
ベックの個展を堪能するマッピー。
【NY】
具体的な夢として、ニューヨークに住んで、英語も音楽も両方学びたいというマッピー。海外のフォロワーもいるので、英語でコメントすることも多々ある。ストリートで撮られる本人の着こなしやヘアメイクも楽しい。
セサミストリートのオフィスにて、記念写真。
NYの街角と今の気分を反映した着こなし。好きなものオンリーの世界観。
【FASHION】
GINZAをはじめ、数多くのファッション雑誌やブランドから次世代のファッションアイコンとして、ラブコールの絶えない存在。個性豊かなマッピーらしい着こなしを載せることで、活動の場も出会う人の数もどんどん増えていく。
独自のファッションセンスがあふれる投稿
〈Yves Saint Laurent〉のバッグが主役。
〈GUESS〉のスウェットが可愛い。
【MUSIC】
自ら本業と位置づける、ジャズピアニストとしての活動やライブの告知も精力的にアップ。音楽に関しては、実際のライブの様子を動画投稿することもしばしば。夢に向かって一直線!という姿勢が多くのフォロワーの共感を呼び、勇気を与える。
プロモーション用のデモ録音時の様子。
初のリーダートリオライブを「新宿PIT INN」にて。先輩たちの胸を借りて思いっきり演奏。
🗣️
MAPPY
「本業はジャズピアニスト」と言いながらも、SNSの発信にも注目が集まるインフルエンサー。次世代のファッションアイコンとしても知られる存在。
Text&Edit: Kaori Watanabe (FW)