音楽ってたくさんあるのでみなさんいろんなやつを聴いてると思いますけど、もう夏も終わったことだし、ちょっと普通とは変わった音楽の話をしましょうか。
この前ツイッターで
57本人@biftech
https://twitter.com/biftech/status/767038271520026624
っていう話がありました。
Facebookでアメリカのそれぞれの大学の学生が「お気に入り」にしているミュージシャンの上位10位をピックアップし、それぞれの大学の偏差値ごとにマッピングした図です。これによるとおしなべてビヨンセを聴いている人は偏差値が低く、ベートーベンやスフィアン・スティーブンスを聴いている人は偏差値が高い(その下のカウンティング・クローズというのは無視してください)。スフィアン・スティーブンスというのはアメリカのシンガー・ソングライターで、多様な音楽的要素をもとに生み出す暖かく緻密なフォークサウンドで知的な層に人気が高い人です。
偏差値の高い音楽…。日本でそんな知的な音楽を作ってるのはどんな人かしら?とお思いの貴女。そんなあなたのために今日ご紹介するのは、蓮沼執太さんというミュージシャンです。蓮沼さんの作る音楽は、知的ですがスノッブな冷たさとは無縁。豊かであたたかく、まるで滋養のあるスープのように染みこんでくる音です。
蓮沼さんは1983年東京生まれ。GINZA読者には『H BEAUTY&YOUTH Special Movie produced by GINZAMAGAZINE』で見たことがある人もいるかも。