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点子が、友人のクリエイターにインタビュー vol.6 リアルよりファンタジーを重視するようになった、パフォーマーのマグダレナ・ミッタホーファー

点子が、友人のクリエイターにインタビュー vol.6 リアルよりファンタジーを重視するようになった、パフォーマーのマグダレナ・ミッタホーファー

3月から始まったヨーロッパ各地の自粛期間。パリで暮らす点子が語る家での過ごし方。パリ、ロンドン、ベルリンの3都市を拠点にする友人のクリエイターに点子が話を聞きました。


IN BERLIN

マグダレナ・ミッタホーファー

Magdalena Mitterhofer

パフォーマー

マグダレナ・ミッタホーファー

屋上から届けるパフォーマンス・ダイアリー


最近取り組んでいることについて教えて

今、いろんなアーティストが表現するメディアを変えているけれど、私はパフォーマーとしての活動を始めたばかりだし、この道で頑張っていきたいと思ってる。生で観てもらうことを前提としているので、ヴァーチャル化するのはなかなか難しいしね……。今あるアイデアは、インスタライヴで配信する自宅の屋上が舞台のパフォーマンス・ダイアリー。短めの映像を少しずつアップできたらって思ってる。実演に近づけるためには、カメラを機材としてではなく、観客として扱う努力が必要ね(笑)。あと、絵も描いたりしているわ。毎週親友と2人で水彩を使って、ファンタジーな世界をモチーフにしてね。

パフォーマンスの内容に何か変化はあった?

社会情勢を問う現実的な内容が多かったけど、今のシュールな現状を考えると、リアルな世界観よりもファンタジーを描くことが必要とされている気がする。それを表現として発表していいものか疑問があったんだけど、哲学者、ポール・B・プレシアードが書いたCOVID-19を分析した文章を読んで、彼のメタファー的表現に感化され、その迷いが消えたわ。

今後、アートを取り巻く世界にどんな影響があると思う?

どんな作品が作られたとしても、パンデミックと関係づけて語られてしまうことを危惧している。でも今は、みんなが同じ方向を向いて努力していると感じるし、無意味な競い合いをせず、力を合わせることが大切よね。

Magdalena Mitterhofer マグダレナ・ミッタホーファー

イタリア出身。昨年、ベルリン芸術大学を卒業した。ダンサーやアーティストとコラボレーションしてパフォーマンスを発表する。

magdalenamitterhofer.com

Text: Tenko Nakajima Edit: Sakiko Fukuhara

GINZA2020年7月号掲載

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