宣伝美術: 町口覚+浅田農(MATCH and Company Co., Ltd.)、宣伝写真: 平間至
既成概念を越えたダンスを継続する田中泯が、盟友である編集工学者の松岡正剛とタッグを組む。挑むのは、「ドン・キホーテ」。2020年12月4日(金)〜6日(日)、東京芸術劇場プレイハウスにて、コロナ禍をも凌駕する企みが幕を開ける。
宣伝美術: 町口覚+浅田農(MATCH and Company Co., Ltd.)、宣伝写真: 平間至
既成概念を越えたダンスを継続する田中泯が、盟友である編集工学者の松岡正剛とタッグを組む。挑むのは、「ドン・キホーテ」。2020年12月4日(金)〜6日(日)、東京芸術劇場プレイハウスにて、コロナ禍をも凌駕する企みが幕を開ける。
70年代より独自の舞踏スタイルを発展させ、国際的にも高い評価を得てきた田中泯。来年公開予定となった映画『HOKUSAI』主演や、今年4月のヒップホップアーティスト・KOHHのMV出演など、形にとらわれることのない表現を続けている。
そんな彼が編集工学者の松岡正剛とともに作り上げたのが、舞台『村のドン・キホーテ』だ。二人はかねてより、知と身体を巡る様々なフィールドでともに冒険を続けてきた。松岡は新著『千夜千冊エディション 物語の函』の口絵にて田中をドン・キホーテとして登場させており、そこから、空間演出・田中泯、言語演出・松岡正剛という稀代の舞台企画が誕生した。
新型コロナウイルスによる活動停止の間、踊ることの意味を問い直したという田中。そんな中、400年以上前から「不思議な愛され方」をしてきたこの作品を踊りたいと、ふと思ったという。セルバンテスが描いた、人間社会の滑稽さや理不尽さ。それらへの批判は、まさに田中自身も踊りを通して希求してきたものだった。その思いに盟友・松岡が呼応し、言葉によるコラボレーションがなされた。過去には濃密な対談本も出版し、2015年にも舞台『影向 yowgow』を共にした二人。その新たな行き先を、ぜひ劇場で確かめたい。
なぜ踊るのか。なぜ言葉を使うのか。何を探しているのか…こんな社会状況でこそ深まる様々な問い。ライブの踊りは、自由な思考と感覚を呼び覚ましてくれるだろう。
田中泯 © Madada Inc./Rin Ishihara
松岡正剛 © Tomokazu Sasaki
会場: 東京芸術劇場プレイハウス
住所: 東京都豊島区西池袋1-8-1
公演日時: 2020年12月4日(金)19:00/5日(土)15:00/6日(日)15:00(開場は開演の45分前)
チケット発売: 2020年11月14日(土)10:00〜
■問い合わせ先
「東京芸術劇場ボックスオフィス
Tel: 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
https://www.geigeki.jp/t/
料金: 一般5,000円、65歳以上3,500円、25歳以下2,500円、 高校生以下1,000円(全席指定・税込)
*未就学児はご入場いただけません。
*65歳以上、25歳以下、高校生以下チケットは、劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い。(枚数限定・要証明書)
*障害者手帳をお持ちの方は、割引料金でご観劇いただけます。(要事前予約)
出演者: 田中泯、石原淋、続木淳平、手打隆盛、高橋眞大、野中浩一、藤田龍平、山本亮介
チェロ演奏: 四家卯大、佐々木恵、友田唱、平間至
Text: Motoko KUROKI