念願のaikoを観にNHKホールに行った。日頃のカラオケ活動を通じて敬愛の気持ちを表してきたものの、ライブは実は初めてだった。生aikoの歌唱にはもちろん感動したのだが、それ以上のインパクトだったのがファンとのやりとりだ。のっけからステージ上のaikoに容赦なくファンたちが話しかけて行く。曲と曲の合間やMC中に「aiko〜〜!!」「かわいい〜〜!!」と叫びかける、よくあるあれです。それがあまりに多いので最初はヒヤヒヤしたものの、どうやらこれがお約束のようだとすぐに気付いた。その都度「はーい」、「はいよ~」、「なーにー?」とにこやかに応えるaiko。会場のファンが出した言葉だけを繋げて即興で作曲するコーナーなんかもあった。「中間テストで赤点とった」とか「明日会社行きたくない」とか、ほんのささやかな日常の報告。そのすべてに、キャリア初期ラジオDJとしても頭角を表した彼女らしく、時に優しく(驚くほど他愛も無い会話が続くこともある)、時に厳しく(微妙なタイミングでの呼びかけには「うるさい!」と一喝したりも)対応して場を仕切っていく。見事だった。ほんのちらっと、綾小路きみまろがよぎったりもしたが、テニスでもあれくらい軽妙かつ緩急のあるラリーができたらいいものだなどと思った。走って踊って歌いまくる。152cm(Wikipedia調べ)の小柄な身体をまったく感じさせないパワフルさ。ああ、aikoのようなテニスがしたい。キラキラしたスーパーボールをもっともっともっと打ちたい!
🎨CULTURE
編集K、10年ぶりのテニス復活の軌跡。aikoのライブで考えた。あぁ、キラキラのスーパーボールがもっと打ちたい!
キラキラといえば、5月にアディダスの展示で見たシュテフィ・グラフモデルのシューズ。ホールが☆なの!
🗣️
編集K
ライブは新アルバム『May Dream』の曲を中心にした構成。小、中、高、専門学校、大学生、オトナ、、、と幅広い客層にもオドロキ。常にアップデイトした曲で勝負してファンを掴んでるってすごい。