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大きく伸びる木から生まれる小さきものたち【手のひらサイズの世界】

大きく伸びる木から生まれる小さきものたち【手のひらサイズの世界】

きっと大切なのは、大きさではなく濃度。片手に乗るアイテムに凝縮された作り手の愛や物語は、暮らしに斬新な視点をもたらす。素材ごとに集合したあれこれを覗き込めば、いつの間にか、仲間入りした気分に。日常から非日常へと誘うシュールなパラレルワールドへようこそ!


大きく伸びる木から生まれる小さきものたち
部屋のなかに豊かな自然を呼び込んで

手のひらサイズの世界 大きく伸びる木から生まれる小さきものたち

手のひらサイズの世界 大きく伸びる木から生まれる小さきものたち

1 200年以上にわたってドイツ東部の村に伝わるクラフト玩具。精巧な作りにふさわしい、真っ直ぐな樹形と木目が美しいドイツトウヒをろくろに固定し、回転させながら刃を当て、バウムクーヘンのように削り出す。その後、等間隔にカットすると動物のフォルムが出現!この技法が使えるのは、両手に収まる数のマイスターだけ。見つめていると、いつの間にか子どものときの気持ちにワープ。茶うさぎと木*9点セット、H5×W10.8×D8cmのわっぱ入り ¥13,860(クリスティアン ヴェルナー工房 | がとりん)

2 ひらっと舞う箸置きは、熟練の職人による秋田県角館町の工芸品。山桜の無地皮がふたひらと、くるみ、かえで、さくらのセットは、それぞれ個性豊かな木目が斜めに向くよう張り合わせられ葉脈を表現!シンプルな洋食器ともなじむシャープなフォルムがナイス。葉枝おき*5個入り H1.2×W3.8×D5.5cm ¥5,830(角館 伝四郎 | 藤木伝四郎商店)

3 家や工場の解体や片づけの現場で、行き場を失った建材や古道具をレスキューしてアップサイクル。古材から家具などを作るプロセスで、どうしても切り落とされてしまう端っこは、過去の使用目的によって生まれた独特な形やテクスチャーが。そのユニークネスに注目して誕生した木のオブジェに試験管を差し込み、一輪挿しに。自分たちの暮らしを循環させるサステナブルなアイデアは、小さいけれど大きな未来へのヒントになる。木っ端の一輪挿し 約H6.5×W7.5×D3cm/試験管 H9cm ¥1,980(リビルディングセンター ジャパン)

4 考えごとをしながら、ちょっと手持ち無沙汰なとき。指をひねって、コマをまわす。くるくると回るのを眺めていると、なんだかのんきな気分になってくる。ゆるやかな曲線が美しいころんとしたどんぐり型から、幾何学的なカッティングが彫刻のようなデザインまで。「ろくろ挽き」と呼ばれる技法で木を回転させながら削ってつくられる匠の技。実際に、安定してコマが回るのは、中心の軸がブレていないからだそう。北海道旭川市でつくられるロングセラーは、無塗装、無着色でプレーンな雰囲気。笹原独楽 約H5×W3×D3cm 各¥473(木工芸笹原 | プレイマウンテン)

5 玄関ドアや冷蔵庫の扉。部屋で過ごすときに自然と目に入る場所は、意外と磁石がくっつく。コピー用紙を5枚まで留めておける強力なマグネットが内蔵されているから、忘れてはいけない書類は、封筒ごとピタッ。もちろん、お気に入りのポストカードや写真と組み合わせるのもキュート。主張しすぎないほどよく抽象的な四葉のかたちは、インテリアとも好相性。四葉のマグネット*ミラー×1、白または黒×1の計2点セット φ4×H1cm ¥2,300(YARN)

*記事は2022年4月12日時点の情報です。現在は価格や在庫内容等が変更となっている場合があります。

Photo: Wataru Kitao Text&Edit: Yoshikatsu Yamato (kontakt)

GINZA2022年5月号掲載

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