いざ、スカイツリーの屋外へ!今年開始のテラスツアー【東京インフラツーリズム】

いざ、スカイツリーの屋外へ!今年開始のテラスツアー【東京インフラツーリズム】

近年、新しい観光のカタチとして注目を集めている「インフラツーリズム」。その名の通り、ダムや橋、トンネルなど社会インフラを対象とした観光が今、東京でも大人気なのだとか。私たちの暮らしを支えるインフラを知れば、東京の街が何倍も面白くなるはず!

スカイツリー テラスツアー at押上

東京の新しいランドマークとなった東京スカイツリー®。本来の役割はテレビやラジオなどの電波を送受信する自立式電波塔で、東京の通信インフラの中核を担う存在だ。普段は地上450mの天望回廊まで上れるのだけれど、今年からは屋外に出られるテラスツアーがスタート。屋内からしか見られなかった大展望を、風を感じながら楽しめるという。

テラスツアーが行われるのは地上155m。天望回廊に比べて高度は低いけれど、屋外に出るとあって、アクセサリーなど落下の危険があるものはすべて取り外し、携帯やカメラなどの携帯品は首から下げられる専用の小物入れに収納。さらに安全ベストとヘルメットを着用して準備はOK。高速エレベーターに乗ると30秒ほどで見学用テラスに到着した。

快晴のこの日、テラスは360度の大展望。南には丸の内のビル群と東京タワー、西には上野公園の緑が見えて、遠くにうっすらと雪化粧した富士山も見える。北東には隅田川、荒川、それを縫うようにして走る高速道路。東京の街を鳥の目線で見るような感覚で、インフラが1枚の絵のように目に入ってくる。こうして見ると、街の中にビルや家や学校や公園がぎゅっと詰め込まれているのがわかる。所々に緑があって、街を取り囲むようにして山々がある。コンクリートジャングルだとばかり思っていた東京は、意外にも自然が近くにあって、素敵な街じゃないか。

頭上には空に向かって伸びるスカイツリーの真っ白な鉄骨。実はこの鉄骨が織りなす端正な幾何学模様には理由があって、鉄骨を三角形に組んだ設計がもっとも強度が高く、強風や地震の揺れに対してしなやかな対応ができるのだとか。さらにどこか優しげな印象を受ける円柱型の鉄骨も風の抵抗を極力抑えるためのものだというからまさに〝用の美〟!

いつもは遠くから見ていた東京スカイツリーだけれど、間近で見るとまた違った美しさがあることを知って、いっそう好きになってしまった。

場所: 東京スカイツリー 東京都墨田区押上1-1-2
開催日: 通年開催。平日(土日祝、特定日をのぞく)
開催時間: 13:00〜 1日12回開催(所要時間約50分)
料金: ¥2,500*天望デッキとあわせて購入すると¥1,700
申し込み方法: 当日受付(1時間前から受付)
問い合わせ: 0570-55-0634

*天候不良などで中止の場合は構造ガイドツアー(¥1,000)を実施。カメラ、スマートフォン、携帯電話は専用ストラップに装着可能なものに限り持ち込み可能

Photo: Masanori Ikeda  Text: Yuriko Kobayashi

GINZA2019年4月号掲載

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