1837年の創業からアーティストを支援し、長い歴史をアートとともに刻んできた〈ティファニー〉。中でも、伝説のひとつが、1955年〜1994年まで活躍したブランドのウィンドウデザイナー、ジーン・ムーア。若手アーティストとコラボレートした斬新な取り組みは、世界中に影響を与え、後に〈ティファニー〉のヴィジュアルの基盤となった。
Charles Lewis Tiffany
〈ティファニー〉創業者のチャールズ・ルイス・ティファニー。アートへの造詣も深かった彼は、メトロポリタン美術館の初代理事を務めた。若手の芸術家をサポートするなど、彼のレガシーは今も脈々と受け継がれている。
Photo: Emmy Park
Tiffany Flagship Store
NYの代名詞とも言える、五番街のティファニー本店。4階フロアでは「ホイットニー・ビエンナーレ」参加アーティストとのコラボアイテムのほか、彼らの作品やメディアインスタレーション作品も展示中。まるで〈ティファニー〉ミュージアム!
Miranda July
現代アートを題材に〈ティファニー〉が発表した5部作のビデオシリーズ「New Ways of Seeing」。第2弾はミランダ・ジュライが担当。「ホイットニー・ビエンナーレ」へ参加経験のある友人アーティストとともに、今だから言える本音トークを繰り広げる。これがとぼけていてユーモアたっぷり! 下に紹介している特設インスタグラムtiffany_art_ginzamagでやginzamag.comでも公開予定!
Andy Warhol
ポップアートの生みの親として知られるアンディ・ウォーホルが、その地位を確立する前、1950年代半ばから7年にわたり、コラボレーションを展開。星や鳥をモチーフにしたカラフルで遊び心あふれる作品は、一連のクリスマスカードに用いられたそう。
Matson Jones
20世紀のアメリカン・アートの旗手、ロバート・ラウシェンバーグとジャスパー・ジョーンズ。友人だった2人は各自のアート活動とは別に「マトソン ジョーンズ カスタム ディスプレイ」という名で、1956年〜1958年の間、〈ティファニー〉のウィンドウを手がけた。