ラフォーレ原宿でアートディレクター・矢後直規が作品130点を展示。篠山紀信や奥山由之との対談も

2020年2月22日(土)から3月8日(日)まで、「ラフォーレミュージアム原宿」にて開催される気鋭のアートディレクター・矢後直規(SIX)の個展『婆娑羅(ばさら)』。期間中は、写真家・篠山紀信や奥山由之、モデルの太田莉菜などをゲストに招き、スペシャルトークイベントも行われる。

「ラフォーレ原宿」の広告をはじめ、人気アーティストのCDジャケットやライブ演出、名だたる写真家のブックデザインなど、多岐にわたって活躍するアートディレクターの矢後直規。

今回、開催される『婆娑羅』は、矢後の自身初となる大型個展。このために特別につくられた作品をはじめ、アーカイブや貴重なラフスケッチなどがお目見えする。いま最も業界から注目されているデザイナーの作品が、一同に揃うまたとない機会だ。

古代遺跡をテーマとする会場には、およそ130点ものヴィジュアルが並ぶ。「ラフォーレ原宿」のエントランスに立っていたイチョウの木を用いたインスタレーションは、注目すべき作品のひとつだ。さまざまな色彩やかたち、素材がクロスオーバーする独自の世界観は、見たものを未知の文明へといざなうかのよう。

また期間中は、写真家の篠山紀信、モデルの太田莉菜や八木莉可子をはじめ、そうそうたるゲストを招いたスペシャルトークイベントも実施される。

さらに、本展の開催を記念して作品集『婆娑羅』を刊行。会場限定でグラフィックカットをプリントしたパーカーやロングスリーブシャツ、スカーフなどの販売も行われる。

目まぐるしく変化を続ける原宿で、出会ったことのないクリエイションや、新しいアートやデザインへの洞察を得たい。