GINZAで突如独断と偏見を振りかざす、自称モード界のご意見番、 プロフェッサー栗山。目まぐるしく移り変わる東京で、 今こそ行くべきスポット、注目すべきイベントを勝手におすすめ。
プロフェッサー栗山の極私的ホットスポット【新生ブランド編①】
新生ブランドを見に行く。
2019年春夏は、デザイナーが交代して生まれ変わったブランドが目白押し。その話題の新作を確かめに店頭へ。
HOUSE OF DIOR GINZA
花柄のジャケットの胸にはディオール社のビジターパッチが施されている。
キム流「サドル」バッグ ¥300,000
ヒップホップ感のあるリング。¥175,000
昨年3月ディオール メンズ アーティスティック ディレクターに就任したのはキム・ジョーンズ。キム同様ストリート精神を持つアーティストのKAWSやAMBUSH®のデザイナーYOON、ALYXを手がけるマシュー・ウィリアムズとともに、伝統あるメゾンのコードを現代のクールネスへと導いている。
住所: 中央区銀座6-10-3 GINZA SIX B1
Tel: 03-3569-1083
営業時間: 10:30〜20:30
休: 不定休
Louis Vuitton Omotesando
着想源は映画『オズの魔法使い』。
刺繡が施されたフーディとグローブを試着。
さすがのデザインのスニーカー。¥185,000
アイコンバッグを再解釈。 ¥398,000
昨年3月ルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティック・ディレクターに抜擢されたのはオフ-ホワイトTMを手がけるヴァージル・アブロー。2019年春夏は多様性を表現し、自らの境遇を反映させたエモーショナルなコレクションだった。ストリート感覚あふれるキャッチーな味付けが人気を呼び、品薄アイテムが続出とのこと。
住所: 渋谷区神宮前5-7-5
Tel: 0120-00-1854
営業時間: 11:00〜20:00
休: 不定休
BOTTEGA VENETA GINZA FLAGSHIP
ブランドのアイコン、〈イントレチャート〉モチーフが大ぶりになったトート。¥500,000
新作クラッチ。 ¥152,000
ダニエルが監修した2019年スプリング。
昨年末オープンしたばかりのフラッグシップで徐々に販売が開始されていたのはダニエル・リーが手がけるコレクション。フィービー・ファイロが率いていたセリーヌでの経験を注目されがちだったが、2019年フォールの初ランウェイではエレガンス、モード、エッジーさが融合した独自の方向性をパワフルに提示。本格展開が待ち望まれる。
住所: 中央区銀座5-6-1
Tel: 03-6280-6612
営業時間: 11:00〜20:00
休: 不定休
Burberry Omotesando
ウエストバッグ H12×W17×D6cm ¥155,000
バッグ H14×W21×D9cm ¥270,000
バッグH25×W35×D16.5cm ¥310,000*表参道店限定*以上予定価格
©︎Courtesy of Burberry
異なるテイストが共存。
©︎Courtesy of Burberry
異なるテイストが共存。
昨年3月チーフ・クリエイティブ・オフィサー就任が発表されリカルド・ティッシはバーバリー誕生の地、イギリスを見つめ直し、その多面性を表現。得意のゴシックパンク要素を垣間見せながらもどんな世代、テイストの人にも届くコレクションを作り上げた。3月29日には表参道店がリカルド仕様に全面リニューアル予定。
住所: 渋谷区神宮前5-2-29
Tel: 0066-33-812819
営業時間: 11:00〜20:00
休: 不定休
CELINE Omotesando
バッグH14.5×W19×D6.5cm ¥345,000*表参道店限定
ジャケット ¥1,300,000
パーカ ¥345,000
ジャケット ¥395,000
ジャケット ¥395,000*以上表参道、新宿伊勢丹メンズ、大阪阪急メンズ3店舗限定*以上参考価格
昨年1月カリスマ、エディ・スリマンが復帰しセリーヌを手がけることに。モード界の話題をさらった。それに伴い表参道店も改装してイメージ一新。エディの美意識が貫かれたスタイリッシュな店内にはウィメンズ、メンズがそろい、アメリカ人アーティスト、クリスチャン・マークレーとコラボした限定商品も並ぶ。
住所: 港区北青山3-5-29 ONE表参道
Tel: 03-5771-4801
営業時間: 11:00〜20:00
休: 不定休
Photo: Tomoaki Shimoyama Text & Edit: Itoi Kuriyama