14 Jul 2019
海外フェス&クラブ行脚へ!音楽好きスタイリストの旅支度 土岐ひろみさんの旅行鞄vol.2

ちょっぴり大げさだけど、映画『マイレージ、マイライフ』で、 ジョージ・クルーニー演じる主人公が、人生で背負う責任をバッグの中身にたとえていた。 大きなスーツケースも同様に、移動する人生であり、家でもあり、クローゼットだ。 中を覗けばその人のファッションや、個性豊かな旅のスタイルが見えてくるはず。
山のフェスから街のクラブへ
車で巡る音楽好きのための旅支度
音楽イベントを目指して国内から国外、田舎に都会へと足を伸ばすスタイリストの土岐ひろみさん。彼女のインスタグラムのストーリーズには、美味しそうなその土地のごはんと、素敵な音楽がたくさん。音楽がある場所と一言で言っても、オケージョンはさまざま。街中のホテルに泊まることもあれば、翌日には大自然の中のロッジやキャンプ宿泊をすることも。そんな臨機応変な音楽ロードトリップを想定したスーツケースの中には、旅の楽しさとともに、彼女らしいエレガントなスタイルがぎゅっと詰め込まれています。次の目的地は、新潟の佐渡島。オーガニック料理のシェフを招いた贅沢なキャンプツアーに参加する予定。
1.音楽のある旅に欠かせないのが〈Harman Kardon〉のブルートゥーススピーカー。どこにでもなじむ美しいデザインに高音質。充電式バッテリー内蔵で、もちろんワイヤレス。丸っこくて大きな形が可愛らしい。
2.靴袋を収納に利用すれば、ホワイトカラーでスーツケースの中がパッと明るく。花の刺繍ポーチは旅先のタイで購入。メトロカードのデザインが可愛いクラッチは、メインのバッグとして移動先や車の中で使用するのに便利。
3.ホテルのプールでのんびりするのが大好きだという土岐さん。水着は〈ガカモレ〉のセパレートタイプをセレクト。ヴィンテージのサングラスとともに、白やベージュの淡いトーンでまとめればエレガントな雰囲気に。
4.山にも対応できる〈ティンバーランド〉のブーツ、軽く歩きやすい〈キコ・コスタディノフ〉×〈アシックス〉のスニーカー、エレガントなヴィンテージのパンプス、さまざまなシーンに対応するための3足を用意。
土岐ひろみ/スタイリスト HIROMI TOKI
スタイリスト熊谷隆志氏に師事。ブランドのルック撮影や広告、アーティスト「GEZAN」のスタイリングなどでも活躍中。
Photo: Takaki Iwata Text&Edit: Aguri Kawashima
2019年7月号掲載