15 Jun 2021
夏に欠かせないカゴバッグ最旬カタログ2021【PART1】

夏になると、涼しげなスタイリングを求めて無条件で欲しくなるアイテムがカゴバッグ。ラフィアで編まれたナチュラルな定番はもちろん、レザーとのコンビネーションや色鮮やかなカラーものまで、今季は幅広いラインナップが楽しめる。全4回に渡ってお届けする初回は、〈フェンディ〉〈ロエベ〉〈バレンシアガ〉など、ラグジュアリーブランドが展開するハイクオリティなカゴバッグをご紹介。きっと自分好みの逸品が見つかるはずです。
〈FENDI〉
ベーシックなストロー素材で編み込んだボディに“FENDI ROMA”の刺繍を大胆に施したスクエア型の「サンシャイン ショッパー」バッグ。ハンドル部分には硬質なプレキシガラスを用い、異素材のコントラストを効かせているのがポイント。細部にゴールドのメタルパーツを採用することでラグジュアリーな印象もプラス。ショルダーストラップも付属する2WAY仕様で、使い勝手も抜群。
バッグ H31×W35×D17cm ¥315,700( フェンディ | フェンディ ジャパン
〈LOEWE〉
細かく編まれたラフィア素材と上質なカーフスキンのコンビネーションが秀逸なバスケットバッグ。ブランドのシグネチャーを前面に大きくパッチで表現した、存在感のあるデザインに。レザーをホワイトにすることで、夏にふさわしい涼しげな雰囲気に仕上がっている。ハンドメイドによる風合いも見逃せない。
バッグ H20.5×W26.5×D10cm ¥81,400 *POP UPストア及びオンライン限定商品 (ロエベ | ロエベ ジャパン クライアントサービス
〈STELLA McCARTNEY〉
ダイヤモンドカットを施した美しいチェーンのデザインが象徴的な“ファラベラ”シリーズに新作が登場。〈ステラ マッカートニー〉が設立当初から掲げるクルエルティフリーなスピリットに忠実に軽量なレザー風素材を積極的に採用。ホワイトのカラーリングと、クロシェ編みされたラフィア風素材の組み合わせがとっても爽やか。ブランドロゴを刻印したコイン型のチャームもスタイリッシュ。白ボディのほか、ブラック、カーキの全3色展開。
バッグ H27×W19.5×D13cm ¥119,900(ステラ マッカートニー | ステラ マッカートニー カスタ
〈BALENCIAGA〉
2021年に誕生したニューライン「BISTRO」。フランスのビストロにある典型的なラタン家具から着想を得た編み込みデザインで、間口の広いオープントートタイプに。フェイクカーフレザーを用いて軽快に仕立てたカゴバッグは、夏だけでなくシーズンレスで楽しむことが可能。シンボリックなラゲージタグや取り外し可能なストラップも付属する。イエローやブルー、日本限定カラーのブラウンを含む全6色とバリエーションも豊富。
バッグ「BISTRO XS BASKET」 ※取り外し可能なストラップ付き H21×W41×
〈SAINT LAURENT〉
アーカイブのアート作品に存在する籐の椅子からインスパイアされた、エレガントな格子柄が特徴の「カナージュ」バッグ。カジュアルにならない優美な佇まいから、ムッシュ イヴ・サンローランのエスプリを感じる。内側にある小さいポーチは、鍵やコスメなど、ちょっとした小物の収納に便利。レザーのハンドルやストラップ、トリムのバランスがさらなる高級感を演出してくれる。
バッグ H28×W25×D8cm ¥225,500(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ
〈Chloé〉
世界フェアトレード機関(WFTO)に加盟する社会的企業「Mifuko」とのパートナーシップにより誕生した、カゴバッグシリーズの最新作。この取り組みには、ケニアの農村に暮らす女性に安全な労働環境や自由のきく労働時間、そして安定した収入を保証し、経済的自立を支援する目的もある。紙を原料とするペーパー素材を用いて手作業で生み出されるバスケットバッグは、担当したケニアの女性職人のサインがフロントのレザーパッチに刻まれている。
バッグ H27×W47×D25.5cm ¥100,100 (クロエ | クロエ カスタマーリレーションズ Tel: 03-4335-1750)
〈MARNI〉
2020年の春夏コレクションでお目見えした「トロピカリアバッグ」をベースに、ラフィア素材で軽やかにアップデート。しっかりとしたレザーのハンドルを備え、ミニサイズながらも持ちやすいデザインが特徴。また、ラフィアのパネル部分に施した黒い刺繍のブランドネームが、どこか愛らしい雰囲気に。取り外し可能なショルダーストラップで、クロスボディとしても活用できるのが嬉しい。
ハンドバッグ H18×W22×W10cm ¥80,300(マルニ | マルニ ジャパン クライアントサ
Photo:Miyu Yasuda Styling:Ayano Nakai Text&Edit:Yu-ka Matsumoto