29 Jun 2021
夏に欠かせないカゴバッグ最旬カタログ2021【PART3】

夏になると、涼しげなスタイリングを求めて無条件で欲しくなるアイテムがカゴバッグ。ラフィアで編まれたナチュラルな定番はもちろん、レザーとのコンビネーションや色鮮やかなカラーものまで、今季は幅広いラインナップが楽しめる。ここでは、本誌でもお馴染みの〈フルラ〉や〈ポール&ジョー〉、〈ディーゼル〉といったインポートを中心に、天然色をいかしたスタンダードアイテムをピックアップします。
〈ATELIER AMBOISE〉
2021年の春夏シーズンよりバッグのコレクションを始動させた、フランス生まれの〈アトリエ アンボワーズ〉。筒型のユニークな形状で、トップには上にスライドして開ける蓋を取り入れ、中身を見せない工夫が。ベルトのバックルから着想を得たサイドのデザインが、革小物ブランドらしい演出といえる。レザーのトリムやストラップ使いが高級感あり。
バッグ H21×直径17cm ¥42,900 (アトリエ アンボワーズ | アマン Tel:03-
〈FURLA〉
ブラックレザーを大胆にあしらったラフィア風生地とのコンビネーションが大人っぽい仕上がりに。いい意味でほっこりさせないゴールドのスタッズ使いにも注目したい。美しい曲線を描く開口部はフルジップを採用し、A4サイズがすっぽりと収まる大きさで実用性も申し分なし。
バッグ H33×W26×D16cm ¥59,400 (フルラ | フルラ ジャパン Tel: 0120-951-673)
〈Demi-Luxe BEAMS〉
天然素材を用いたナチュラルなムードと職人によるハンドメイドの温かみを感じるカゴバッグ。目が詰まった編み加減と、縦長のシルエットでスマートな印象に。ライナーを兼ねた巾着がセットされているため、荷物の飛び出しを防いだりプライバシー保護にも役立つ。持ち手や接続部のディテールから、とても丁寧な仕事ぶりがうかがえる。
バッグ H40.6×W25.2×D14.3cm ¥13,200 (デミルクス ビームス | デミルクス ビームス 新宿 Tel: 03-5339-9070)
〈PAUL & JOE ACCESSOIRES〉
ボディ部分には可愛らしいテディベアや蝶々などのアップリケ。同じく内袋にはテディベア達の総柄をあしらい、ガーリーな雰囲気満点のヴィジュアルに。大きすぎないサイズ感とコストパフォーマンス抜群の価格帯も見逃せない。ハンドルにはレザーが巻かれているので持ちやすい。
バッグ H23×W34×D13cm ¥9,350 (ポール & ジョー アクセソワ | ワグ インク Tel: 03-5791-1501)
〈DIESEL〉
イギリスの伝統的なサッチェルバッグ(スクールバッグ)をモチーフに、夏らしくストロー素材でアレンジ。黒のエナメルをライン状にあしらい、ただ爽やかでは終わらせないエッジの効いたデザインが〈ディーゼル〉らしいアプローチ。また、代名詞とも言えるデニムをジップのパーツに用いるなど、ブランドの世界観を満喫できる納得の出来栄え。
バッグ H25×W45×D12cm ¥30,800 (ディーゼル | ディーゼル ジャパン Tel: 0120-55-1978)
〈Aeta〉
型押しされたシボ革を2枚貼り合わせヒモ状に加工。それを手編みして形成した変わり種がこちら。マルシェバッグやバスケットバッグというフォムルながら、素材をレザーにチェンジするだけで、こんなにもモダンなアイテムが完成する。しなやかなタッチで割れる心配もないので、長く愛用できそう。
バッグ H16×W24×D16cm ¥49,500 (アエタ | アルファ PR Tel: 03-5413-3546)
〈Bilitis dix-sept ans〉
フィリピンでしか採取できない、ラタンの一種である“アラログ”という貴重な素材を用いたミニバスケット。長めのワンハンドルスタイルで、硬く丈夫なボディが、中に入れたスマホなどの保護にも役立ちそう。取り外しのできる巾着状の内袋は単体でも使用可能。バスケットは自宅でワインラックとして使ってみるのも面白いかも。
バッグ H14×W12×D9cm ¥10,890 (ビリティス・ディセッタン | ビリティス Tel: 03-3403-0320)
〈MADE IN MADA〉
天然ラフィアを用いたオール・マダガスカル製にこだわったブランド、その名も〈メイド イン マダ〉。伝統的なマダガスカルのかぎ編み技法を駆使したバッグは、手作業ならではのきめ細やかさと、ひとつとして同じものがない個体差を楽しみたい。この独特な丸みを帯びたシルエットが、持つだけで柔らかな印象を与えてくれる。
バッグ H39×W54×D32cm ¥13,200 (メイド イン マダ | ジャーナル スタンダード 自由が丘
Photo:Miyu Yasuda Styling:Ayano Nakai Text&Edit:Yu-ka Matsumoto