“Doing as the Romans do ーローマではローマ人のする通りにせよー“
これはみなさんご存知、あの“郷に入れば郷に従え”ということわざのもとになった言葉。イタリアを代表するメゾン〈ブルガリ〉が大切にする美学の一つです。
イタリアの首都・ローマを象徴するものといえば、世界で最も有名な円形競技場、コロセウムではないでしょうか。今日は、この歴史的建造物から着想を得た〈ブルガリ〉のジュエリーコレクション「ビー・ゼロワン」の新作を紹介します。
女性建築家、ザハ・ハディットが手がけた4型のアイテムからなるニューコレクション、「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」。オリジナルピースの特徴的なシルエットを生かしつつも、中央に斜めにあしらわれたループ構造が従来のものと大きく違う点。本来無機物であるリングを、まるで生きているかのように見せる流動的なデザインに仕上げています。
その全ラインアップがこちら。
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ピンクゴールドの大胆な4連リング
ホワイトゴールド&ピンクゴールドの3連リング
ピンクゴールドのスタイリッシュなネックレス
すべて3月より発売予定。
ちなみに、昨年急逝したザハ・ハディットはアンビルト(実在しなかった建物)の女王と呼ばれるほど、斬新なフォルムの建物で有名です(新国立競技場の旧計画デザインが話題になりましたね!)。そんな彼女が考える「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」は、惜しみなく大胆で、見るほどに型破り。ただし、メゾンを代表するアイコニックなアイテムさながら、ローマ人らしい壮大な美の概念が内包されています。そんな絶妙なバランス感覚に、彼女なりの“Doing as the Romans do“を感じるな〜、なんて。
図らずも、彼女の一周忌となる今年3月にリリースされた「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」。後世に語り継がれる偉大な建築家が遺した、稀代のアートピース。ぜひ、この目で見てみたいものです。
◯問い合わせ ブルガリ ジャパン ☎03-6362-0100