「カルティエ 心斎橋ブティック」が移転 &リニューアルオープンした。ヒノキ材をふんだんに使ったファサードや、アート作品も組み入れたエレガントな内装は必見。貴重なコレクション展示などの期間限定コンテンツや、新作バッグの店舗限定モデルも舞い降りる。
〈カルティエ〉の心斎橋ブティックが移転リニューアルオープン。期間限定のコンテンツも登場
ここは大阪・心斎橋。〈カルティエ〉の関西圏旗艦店が装いを新たに、少しだけ引っ越しをした。生まれ変わった「カルティエ 心斎橋ブティック」は、まずもってヒノキのファサードが印象的。寺社など日本の伝統建築にも使われてきた素材はサスティナブル感もあり、御堂筋の街並みにも溶け込んでいる。
インテリアはブルーノ・モワナーが手がけ、大阪らしいモダニティが曲線的な空間に息づく。店内カラーは、桜色。日本らしく、かつ、上品で大人なの香りがします……!
けれど、単にリュクスでエレガントなだけでは終わらない。「む⁈」と目を引くのは、大きなアートウォール。大阪生まれの安喜万佐子の作品である。日本画にも通じる近代以前の手法を使って風景を表し、そこから人間の姿を照射するアーティストだ。彼女がこのブティックのために描いたのは、交易の街・大阪の歴史を特徴付ける「水」と、現代の御堂筋を彩るイチョウ、そして〈カルティエ〉のシンボル・パンテール(豹)。異なる時空が重なりあう様が、にかわ焼き銀箔を使って表現されている。
アートとラグジュアリーが隣り合う「カルティエ 心斎橋ブティック」には、新しい取り組みも。それはなんと、店内にクロークとバーカウンターがあること!フランス語でブランドのことをMaison(メゾン)と言うけれど、これは「家」という意味の単語でもある。ブティックでも、家にいるようにくつろぎながら自分の運命のアイテムをみつけられるように。本当の贅沢がここに、ある……!
さて〈カルティエ〉は、日本国内に5つの”ハイエンド ブティック”を持つ。ハイジュエリーが常に店頭に出されている、限られた店舗のことだ。「カルティエ 心斎橋ブティック」もその一つ。ブティック2階には眩いばかりの宝石が並び、まるで夢のよう……。眺めるうちに、憧れが「いつかきっと」という決意に変わるはず。
「カルティエ 心斎橋ブティック」では、リニューアル記念のコンテンツも用意。2021年6月20日(日)までは、AR技術を駆使したデジタルアニメーションが楽しめる。
店内にあるQRコードを読み取ると、画面上に黄金のパンテールがおどり出る。きらびやかなパンテールにガイドされちゃうお買い物は、貴重なエクスぺリエンス!
同じく2021年6月20日(日)まで行われるのは、1860年代から2000年代までのアーカーイブピースを集めた「カルティエ コレクション」の展示。コレクション全体の中からジュエリーや時計、プレシャスアクセサリー31品が心斎橋に上陸する。展示テーマは「愛・絆・幸福」。美術館にも負けずとも劣らない、まさに小さな展覧会。歴史と芸術の輝きにうっとりしてしまう〜。
さらに、おすすめは、店舗限定モデルのバッグでございます。
今春発売された新作[ドゥーブルC ドゥ カルティエ]は、“Cartier”のCを二つ重ねた伝統的なロゴ「ドゥーブルC 」にモダンな解釈を加えたバッグ。そのナノサイズ&パウダーピンクカラーが、心斎橋ブティックのみに登場しています。気品溢れるミニマルな佇まいに、現代的なフェミニティがただよって…ああ、こんなバッグが似合う女性になりたいな、ならなくちゃ、絶対なってやる。
「ドゥーブルC ドゥ カルティエ」 ショルダーバッグ、ナノモデル、パウダーピンク H13×W17×D5.5 ¥236,500
お買い物とは、物を手に入れることだけではない。それは、空間を味わい、時間を楽しむ行為。そんなことを思い出させてくれる最上のサービスが、心斎橋で待っている!