今気になるのは、日本人デザイナーが作る服。確かなフィロソフィーに裏付けられたコレクションは、袖を通す人にエネルギーを吹き込んでくれるはず。ブランドが信頼を寄せる友人たちが、新作を着こなしてくれました。
👗FASHION
日本人デザイナーと仲間たち vol.3|田中せり in〈CFCL〉
田中せり
(グラフィックデザイナー)
〈CFCL〉
「夫(美術家の磯谷博史)がロゴをデザインしたこともあり、デザイナーの高橋悠介さんとは家族ぐるみのお付き合い。〈CFCL〉はまさに今の時代に求められているブランドですよね。多くのアイテムが3サイズ展開のユニセックス対応で、自宅で手軽に洗濯もできる。そして当たり障りないシルエットではなく、服を器に見立てたようなデザインも面白い。袖を通すと“生きた”服の表情が生まれるんです」
コート ¥129,800、トップ ¥26,400、パンツ ¥38,500(以上CFCL)/その他*本人私物
MY FAVORITE!
気になるオンラインサイト&若手ブランドは?
MILLI VINTAGE (shop.millivintage.com)
「欲しいものに必ず出合えるヴィンテージストア。服のスタイリングをグラフィックの色合わせの参考にすることも多く、そういう意味でもサイトをよくのぞきます」
PALOMA WOOL (@palomawool)
「最近は渋谷のセレクトショップnid a deauxで出合った〈パロマ ウール〉をよく購入します。カラフルな色使いの中でも特に目がいくのは鮮やかなライムグリーン!」
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田中せり
1987年、茨城県生まれ。佐々木俊、西川友美とのグループ展『3ジン』が代官山蔦屋にて6月15日から7月2日まで開催予定。Instagram→ @seri_tanaka
チャーミングバスターズとは?
90年代のアメリカで使われたスラング。女の子がなぜか惹かれてしまう人気者の男の子のこと。ジェンダーレスな今、おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めてチャーミングバスターズと呼んでいます。
Photo: John Clayton Lee (Home Agency) Text&Edit: Sakiko Fukuhara