GINZA読者の参加型・連載企画「CHARMING BUSTERS CLUB(チャーミング・バスターズ・クラブ)」がスタート!メンバーに選ばれた5名と一緒に、ファッション&カルチャーの情報を発信していきます。毎月お届けするダイアリーから、彼女たちの頭の中をのぞき見して。
CHARMING BUSTERS CLUBって?
“CHARMING BUSTERS(チャーミング・バスターズ)”とは、90年代のアメリカで使われたスラングで、なぜか惹かれてしまう人気者のこと。おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めて”チャーミングバスターズ”と呼び、毎月本誌にも登場しています。
ginzamag.comではそのシスター版として「CHARMING BUSTERS CLUB(チャーミング・バスターズ・クラブ)」が発足!日々、好きなモノ・コトに邁進する5人のメンバー。それぞれが撮影した写真と共に、徒然なるダイアリーを紹介します。
2021年6月のダイアリー
可児レナ
@kanimiso_chann
最近、90sの香港映画にどハマりしています。きっかけは、映画好きのボーイフレンドのオススメで『花様年華』を見たことでした。独特なカメラワークと豪華な刺繍のチャイナドレスが不思議な感じで……どこかセクシーで。ぼーっと画面を眺めてるだけでも面白い。万が一、ウォン・カーウァイのロマンス物で胸焼けしたら、腹が捩れるくらい笑える『ドランクモンキー酔拳』で箸休めがオススメ。
この間、表参道の〈ヨギボー〉を通り過ぎた時不意に、「そういえば、小学生の時、この辺りにクロックスあったな……」と思い出しました。急に懐かしくなり、サイトをスマホで出してみたら、6センチの厚底バージョンが登場してるのを発見!フォルムが宇宙的でなんか可愛かったので思わず購入。昔集めていたクロックスのアクセサリーも懐かしくなって、何個かポチってしまいました。まだ届いていないのですが、梅雨の間使うのが楽しみです。そして何より、身長が6センチ盛れるのは魅力的。
脇嶋のに花
@6opium
今、ハマっているのが友人とのトランプゲーム!平山昌尚(HIMAA)さんがデザインされたこのトランプは、独特の手描き感がたまらない。一見ただの棒人間に見えるイラストは、よく見ると槍を持った兵隊でした。カードをずらっと並べると、兵隊が整列しているようでとても可愛いんです。
私のプレイリストからLil’Leise But Goldの『Sleepless (Pt.1 & Pt.2)』を紹介。Apple Musicの自動再生から偶然流れてきた曲で、独特のワードセンスとリズム感が癖になり、1日に何回もリピートしてしまいます。Lil’Leise の夫であるKMがトラックを制作をしていて、スーッと耳に溶け込む音色が幻想的な世界観へと引き込んでくれます。眠れない夜に聴きたくなる1曲です。
スタイリストの山本マナさんが手がけるスタイリングの大ファン!個性的なアイテム同士を合わせても全体的に調和する作品を見ると胸がドキドキと高鳴ります。山本さんがオープンしたオンラインギャラリー「SNÖ」では第三弾の個展『COLORs by Selphie Corliss』が公開中。スタイリングと温かみのある写真、その上に施された色彩豊かなペインティングが見事にマッチした素敵な作品に出合えます。
清水花
@hnsmz_
大学の授業で短編映画を制作しました。10人1組でチームを組み、2カ月ほどで作り上げるプロジェクトで、私は監督、脚本を担当しました。スタッフ全員のモチベーションやコンディションを考えながら制作するのは難しかったですが、何度も話し合って進めていきました。企画、脚本、撮影、編集など、それぞれの工程がすべて大切で、ブラッシュアップの連続で映画が完成するんだと改めて気付かされました。映画のインスタアカウントもあるのでぜひチェックしてみてください!
友達と粘土をいじいじ。ロシアに行った時に購入したピンバッジに描かれていた塔のモチーフを作ってみました。頭に被ったら王冠になりそう!次は粘土で蝋燭立てを作ってみたいです。
京都国立近代美術館の『ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-』を観に行きました。『4階から穏やかさへ向かって』というベッドに寝ながら天井の映像を見る作品が印象的でした。水の中から水面が映し出されていて、水中に沈みながらも浮遊している感覚と、カメラに花や木々にぶつかる度に感触が同時に押し寄せてくるような感じ。小学生の頃、真夏にプールに潜って、水中から太陽に光る水面を眺めていたことを思い出して少し懐かしい気持ちにもなりました。初期のMV作品なども展示されていて、盛りだくさんな内容でした!
中山ヴェロニカ双葉
@voronico
最近は素材そのままを活かす食事に興味深々で、粗食や自然食を自己流にゆるく取り入れています。身体にいい食べ物が世の中に色々ありますが、シンプルな日本食が個人的にしっくりくる。まわりからは“味覚おばあ”と呼ばれいます(笑)。初めて挑戦した味噌づくりについてご紹介。お味噌は栄養たっぷりの発酵食品ですが、自家製にすれば自分好みで無添加のお味噌が手に入ります。作り方も、煮たお豆と塩と麹を混ぜ合わせるだけで、とてもシンプル。作った味噌は半年から12カ月熟成させて完成します。
使う豆は大豆以外でもオッケーで、小豆やひよこ豆など変わり種の味噌も作れます。私はコクが強くなる黒豆と、麦麹、藻塩を使いました。豆、麹、塩それぞれの素材にこだわって選べるのも、自家製ならでは。身体を作る食べものを自分で選べるのは最高です。初めての手作り味噌、今から仕上がりが楽しみです!
1日3食ウェルカムなカレー党。お手伝いしているindigo and booksというスパイスカレー屋さんを紹介します。世田谷区の三宿にあるレストランを間借りして、月曜日だけオープンし、女性シェフの藍子さんが、南インドカレーをベースにしたカレープレートを提供しています。
スパイスとお肉と野菜の味が、本当においしく引き立てられている印象的なカレーです。定番のチキンカレーは塩気とオイル感がガツンと力強く、パンチが効いていて最高。綺麗な人がとても男前なカレーを作るので、初めて食べたとき見た目のイメージと味とのギャップに驚きました。インドやカレーにまつわる本も取り揃えています。毎週替わるメニューはInstagramで告知しているので、ぜひチェックを!
ここ1年弱で自転車に乗るようになりました。移動はもちろん、サイクリングしに出掛けたり、どこでもチャリで行っちゃいます。周りではOLD MTB(マウンテンバイク)がブームになっていて、私も流れに乗っかってVOODOOというカリフォルニアで90年代に生まれたメーカーのものに乗り換えました。
OLD MTBは言わばヴィンテージの自転車で、新しいものにはない雰囲気がとてもカッコいいです。フレームから組んでもらい、大好きなオレンジ色と、フロントのヒッピー感満点なお顔のエンブレムがポイントのお気に入りの一台です。MTBはタフな運転が出来るので、街乗りもサイクリングしたい人にもぴったりです。今の季節、チャリで走ると気持ちよくて最高!ニューバイクになって、「ますますハマりそうです。
乙部真麻
@_marthastyle_
“ゲテモノ料理”がマイブーム。こないだは新宿の上海小吃というお店でタランチュラに挑戦しました!写真はカエルの甘煮。ちょっと骨が多かったけど鶏肉みたいで美味しかったです♪
サメにも夢中。美ら海水族館で出会ったサメです。この悪そうな表情がたまらないんです(笑)。最近は夜中にサメが海を泳いでる動画を見たりしています。「食べられるかもー!!」というドキドキ感が中毒に。
最近はノンアルコールドリンクをよく飲みます。見た目がお洒落なものも意外と多く、写真を撮るのも楽しいんです。私がアルバイトをしているお店でもカラフルなノンアルコールドリンクを出してて、バイト終わりに飲んで帰ったり、ノンアル生活を楽しんでいます。
個性溢れる5人の目線で伝えられるトピックスいろいろ。知らなかったコト、気になるコト、見つかりましたか?
Text&Edit: Sakiko Fukuhara Edit: Karin Ohira