モデル／RIONA：日本人写真家が写し出すモノクロームの世界にインスパイア。本棚からのお気に入り vol.1

みんなの本棚を眺めると、頭の中が見えてくる。チャーミングバスターズのセンスを司る本棚から、それぞれが愛する本を紹介。私服に身を包んだ彼女たちに読書体験について話を聞きました。#本棚からのお気に入り

RIONA
モデル

内省を導くヴィジュアルブック

「日本人写真家が写し出すモノクロームの世界にインスパイアされます。きらきらしたファッション写真も素敵だけど、リアリティが感じられるドキュメンタリーに惹かれることが多いです。好きな作家は奈良原一高さんや石内都さん。

twelvebooksや代官山蔦屋書店で、気になるものを手に取りリサーチしています。写真集以外には建築関係の本も好き。直線的で左右対称のライン、色使いなどは、ファッションのイメージ作りの参考にもなるんです。

中でもバウハウスのコラージュやデッサンには興味津々。設計図をグラフィックに落とし込んだりと、勉強になるアイデアがたくさんあります。内的なものを感化してくれる本って素晴らしいですよね」

好きな本

『王国 Domains』
奈良原一高

「知り合いからすすめられて手にした奈良原さんの写真集。1枚1枚の写真にドキドキさせられ、モノクロームで表現された空の色調、光と陰のコントラストに目を奪われます」（復刊ドットコム／¥11,000）

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