モデル／中島沙希：生きる上のヒントが得られ、日々パワーをもらえるリアルな物語。本棚からのお気に入り vol.3

みんなの本棚を眺めると、頭の中が見えてくる。チャーミングバスターズのセンスを司る本棚から、それぞれが愛する本を紹介。私服に身を包んだ彼女たちに読書体験について話を聞きました。#本棚からのお気に入り

中島沙希
モデル

背中を押してくれるリアルな物語

「映画とドラマが大好きなので頭の中が常にフィクションでいっぱい（笑）。そのせいか、本はノンフィクションを手に取ります。もともと読書は苦手だったのですが、学生時代に読んだ大宮エリーさんの『思いを伝えるということ』をきっかけに、本の魅力に引き込まれていきました。生きる上でのヒントが得られ、日々パワーをもらっています。

最近は短歌にも心惹かれますね。グッときたページはドッグイヤーでマーク。文庫本と単行本の背の高さとぴったり合った自宅の本棚には、愛読書を著者名のあいうえお順で並べています。

小谷実由さんと月に一回、純喫茶で読書会を開いているんです。情報交換をしたり、本の貸し借りもしますよ」

好きな本

『前進する日もしない日も』
益田ミリ

「タイトルが示すように、前進しない日があってもいいんだと思える1冊。イラストレーター、益田ミリさんのエッセイ本はくすっと笑えるエピソードが満載です。文章に挟み込まれたイラストにもほっこりします」（幻冬舎文庫／¥457）

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