激動の時代に生きた人々を描く、コスチュームドラマ(時代劇)から、注目の新旧4作品を厳選。 ヒロインたちのスタイルを、今季のキールックで表現してみた。下部の作品解説とともに楽しんで。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のスタイルを今季のキールックで表現|美しきコスチュームドラマの世界 vol.4
Game of Thrones
Daenerys Targaryen(デナーリス・ターガリエン)
メゾン マルジェラは今季タンゴに着想を得て、その勇敢さや凛々しさを表現している。ジャケットは大胆にカットされ、ライニングが露わに。「ドラゴンの母」と呼ばれるデナーリスの勇姿が重なる。ジャケット ¥685,000、パンツ ¥109,000(共にメゾン マルジェラ | メゾン マルジェラ トウキョウ)
Sansa Stark(サンサ・スターク)
マリーン・セルのディストピア的な世界観とダークファンタジー、『ゲーム・オブ・スローンズ』は通じるところがある!? バックに渦巻く三日月モチーフがプリントされたマントは、徐々に強さを獲得していくサンサに似合う。マント ¥193,800、ボディスーツ ¥55,000、グローブ ¥38,200、ブーツ ヒール6.5cm ¥150,000*参考価格(以上マリーン・セル | エムエイティティ)
*記事は2020年3月12日時点の情報です。現在は価格や在庫内容等が変更となっている場合があります。
『ゲーム・オブ・スローンズ』(11)
巨額の製作費をかけたダークファンタジー超大作。
架空の大陸、ウェスタロスにある7つの王族が「鉄の玉座」を掌中に収めて強大な権力を握ろうとする。欲望、陰謀、策略、殺戮、復讐が渦巻く息をつかせないストーリー展開。
次々と都市を征服するターガリエン家の末娘で別名「ドラゴンの母」デナーリスや、夢見がちな少女時代を送るも強く成長していくスターク家の長女・サンサなど、魅力的な女性キャラクターも登場する。
原作はジョージ・R・R・マーティンの小説『氷と炎の歌』シリーズ。これをもとにしたフィクションだが、ランカスター家とヨーク家が王位を争ったイギリスの内乱、バラ戦争(1455〜85)を彷彿とさせる内容。
2019年に完結したが、ターガリエン家のルーツを描く前日譚『House of the Dragon』の撮影が予定されており、日系イギリス人のソノヤ・ミズノが出演することが発表されている。
第一章〜最終章 Huluにて全話見放題配信中