暖かくなってくると無性にデニムが欲しくなる。さらに今季のトレンドでもあるからなおさらだ。ところが、正直どれを選べばいいの!?その悩みを解消すべく定番から今季ものまでアルファベット順にずらっとそろえた120本。毎日4本づつ紹介します。今日は〈FILL THE BILL〉〈FIVE AND HALF〉〈FUMIKA_UCHIDA〉〈FURFUR〉のデニムをピックアップ。
👗FASHION
120ブランドを分析!デニム大全 FILL THE BILL、FIVE AND HALF、FUMIKA_UCHIDA、FURFUR
〈FILL THE BILL〉
一見スラックスのような、テロッとした上品な落ち感が珍しい。これは生地や縫製、パターンなどを徹底的に研究、追求するデザイナーのこだわりから生まれたもの。ハイウエストは、タイトなトップとはもちろん、インナーをタックインしてオーバーサイズのシャツをさらっと羽織るだけでも様になる。シンプルに着こなしたい。
¥25,000(フィル ザ ビル | シック)
〈FIVE AND HALF〉
2020年1月〈スピック&スパン〉からデニムラインとしてスタート。裾のスリットとイレギュラーヘムが今っぽいムードをプラスしてくれる。シンプルなセミフレアデニムに感じるが、はいてみるとひざ上から裾に向かい緻密に計算されたフレアを実感。デニム専門ブランドだからこそなせる技だ。
¥13,000(ファイブ アンド ハーフ | スピック&スパン ルミネ新宿店)
〈FUMIKA_UCHIDA〉
ヴィンテージのバイイングなどで培った内田文郁が考える、今の気分を反映したデザインに定評あり。今季は、70sなムードのタイダイが個性的な1型を提案。通常のデニムよりソフトタッチのカツラギを反応染料でブラックに染め、ブリーチ剤でグラデーションを表現している。手作業のため一点ごとに異なる個体差も楽しみたい。
¥48,000(フミカ_ウチダ | クリフ)
〈FURFUR〉
異素材とのドッキングやフェミニンなニュアンスを取り入れたデザインデニムを毎シーズン展開する〈ファーファー〉。はかまのようにハイウエスト&ワイドなこちらも、フロント切り替えの内側に異素材のプリーツを仕込んだ凝った作りで、歩くたびにプリーツがボリューミーに広がる。ショート丈のデザインニットなどと好相性!
¥25,000(ファーファー)
Photo:Kaori Ouchi Styling:Yuka Sakakibara Text&Edit:Yu-ka Matsumoto,GINZA Design:Yurie Hata Illustration:Tsukasa Kudo