10 Jul 2020
120ブランドを分析!デニム大全 HOLIDAY BOILEAU、HOPE、HYSTERIC GLAMOUR、ISABEL MARANT ÉTOILE

暖かくなってくると無性にデニムが欲しくなる。さらに今季のトレンドでもあるからなおさらだ。ところが、正直どれを選べばいいの!?その悩みを解消すべく定番から今季ものまでアルファベット順にずらっとそろえた120本。毎日4本づつ紹介します。今日は〈HOLIDAY BOILEAU〉〈HOPE〉〈HYSTERIC GLAMOUR〉〈ISABEL MARANT ÉTOILE〉のデニムをピックアップ。
〈HOLIDAY BOILEAU〉
1946年から77年に人気を博したアメリカの雑誌『HOLIDAY』を、2014年にパリで復刊した面々によってスタート。雑誌の本質にあるアメリカのトラッドと、パリジャンのミニマリズムのミックスを提案する。テーパードパンツは赤耳なのでロールアップしてはくもよし。シンプルながらも、スタイルアップ効果抜群の1本だ。
¥25,000(ホリデイ ボワロー | ロペエターナル)
〈HOPE〉
有名デニムブランドで経験を積んだデザイナーらのユニットが手がける、スウェーデン・ストックホルム発ブランド。洗い加工が激しすぎず、春夏にぴったりのライトブルー、股上もほどよいミッドライズで着回しやすい。シンプルな5ポケット型ながら、カジュアルにもモードにも、両方使える!
REY DENIM ¥30,000(ホープ | ブルーベル・ジャパン)
〈HYSTERIC GLAMOUR〉
ヒッピーカルチャーからインスパイアされたローライズやフレアなどのレトロ感が色濃い今季のトレンドは、もともと〈ヒステリックグラマー〉の最得意分野。インディゴとライトオンスのヘリンボーンのデニムを、パッチワークのように貼り合わせた存在感ある90sのリバイバルシルエットも、股上の浅さや、前面のパッチポケットまで追求できるのはさすが!
¥34,000(ヒステリックグラマー)
〈ISABEL MARANT ÉTOILE〉
バックパッカーとして世界を旅した経験を持つデザイナーのイザベルにとって、デニムのおしゃれは常にラインナップしたい大切な要素。今季は、80年代の空気感をモダンにアップデート。股上深めで、フロントにはピンタック、全体にかけたアシッドウォッシュ加工によるピンク味が唯一無二の存在感だ。
¥50,000(イザベル マラン エトワール | イザベル マラン)
Photo:Kaori Ouchi Styling:Yuka Sakakibara Text&Edit:Yu-ka Matsumoto,GINZA Design:Yurie Hata Illustration:Tsukasa Kudo