16 Jul 2020
120ブランドを分析!デニム大全 MASAO SHIMIZU、 MASTER & Co.、 MILKFED.、 MINÄ PERHONEN

暖かくなってくると無性にデニムが欲しくなる。さらに今季のトレンドでもあるからなおさらだ。ところが、正直どれを選べばいいの!?その悩みを解消すべく定番から今季ものまでアルファベット順にずらっとそろえた120本。毎日4本づつ紹介します。今日は〈MASAO SHIMIZU〉〈MASTER & Co.〉〈MILKFED.〉〈MINÄ PERHONEN〉のデニムをピックアップ。
〈MASAO SHIMIZU〉
清水真生によるモードカジュアルな東京ブランドは、古着やデッドストック素材を使ったデニムを展開。これも、古着の〈リーバイス®〉を解体し再構築したもの。バックポケットのアタリ部分をまっすぐ裾まで解体しフロント脇に配置したり、縫代をほどいたり、裏面を表に使うなど、緻密な構造に驚く。全工程をデザイナー自ら手作業する限定生産品。
¥56,000(マサオ シミズ)
〈MASTER & Co.〉
スタンダードな定番に定評あるユニセックスブランド。チノクロスシリーズが不動の人気で、そのデザインをそのまま軽い11.5ozのデニムで生産。昔のUSアーミーのドカンと太いオフィサーパンツをベースに、サスペンダー用のボタンや綿テープのベルトも付いた1本。XS〜Lがそろい、あえて大きめを選ぶのもおすすめ。
¥18,800(マスター&コー | マッハ55リミテッド)
〈MILKFED.〉
ダメージ加工が施されたデニムが今シーズンの〈ミルクフェド〉の顔。前の片脚、後の両脚のひざ部分に大胆なクラッシュを入れたストレートデニムも、淡いカラーだから優しいイメージに。オーバーサイズのニットやパーカとスニーカーでカジュアルに、ジャケットとヒール靴ならば、大人っぽくも装える。
¥10,000(ミルクフェド | ミルクフェド シンジュク)
〈MINÄ PERHONEN〉
オリジナルのプリントや刺繡、織りのテキスタイルが人気のブランドだが、実はデニムが個性的かつ優秀!ウエストまわりをフィットさせつつ、脚部は思いっきりワイド。サイドの切り替えが作る立体感と低めにセットされた後ろポケットが絶妙で、デニム慣れしていない人も自然とおしゃれに。コットンリネンの柔らかな素材もいい感じ。
always ¥36,000(ミナ ペルホネン)
Photo:Kaori Ouchi Styling:Yuka Sakakibara Text&Edit:Yu-ka Matsumoto,GINZA Design:Yurie Hata Illustration:Tsukasa Kudo