〈EMILIO PUCCI(エミリオ・プッチ)〉2020-21年秋冬コレクションが発表!〈KOCHÉ(コシェ)〉のデザイナーであるクリステル・コーシェをゲストに迎えたクリエイティブなルックブックを独占公開。
クリステル・コーシェを迎えたエミリオ・プッチ。2020-21年秋冬ルックブックを独占公開

〈エミリオ・プッチ〉の2020-21年秋冬コレクションが公開。今回は、フランス・パリ発のブランド〈コシェ〉のデザイナーであるクリステル・コーシェをゲストに迎え、洗練されたヘリテージやデザインの探求、フレッシュなエネルギーが共鳴したラインナップが完成した。
新しいロゴも印象的な今シーズンは、1957年にエミリオ・プッチ本人によってデザインされた「PALIO」コレクションより、象徴的なプリントである「LUPA」と「SELVA」、色と文字の組み合わせでできているヴィヴィッドなプリント「EP20」が登場。「EP20」で見られるモノグラムを新たにアップデートしたのもポイントになっている。カラーは、〈エミリオ・プッチ〉で馴染みのあるものを使用し、柔らかなライラック、フクシア、エレクトリックブルーが渦のように表現されている。
以前、デザイナーのエミリオ・プッチは「私は女性のおかげで自分のキャリアがあるので、彼女たちをより美しくし、心地よい生活へと、クローゼットをよりカラフルにするために仕事をしたいと考えています」とコメント。ゲストデザイナーとしての役目を務めたコーシェは、デザインするうえでその考え方を誠実に取り入れてコレクションを仕上げたという。
今回、ルックブックも手がけたコーシェは、クリエイションに関して「〈エミリオ・プッチ〉とコラボレーションすることが決まったとき、アイデアを早く提案しなければいけませんでした。フィッティングとショーを使った別の視点を見せたいと考えて、ミラノでのショーの時間と同時にルックブックを作成するアイデアを思いつきました。ルックブックは、芸術的でコンセプチュアルな背景をもとに、詩的で遊び心があるものを、フォトグラファーのスージー&レオに依頼。通常のフィッティングルックブックやバックステージの画像とは全く異なる角度から作り出しました。キャンペーンのように見えてしまうかもしれませんが、とてもスピーディーに、そして意欲的に作られ、2つのブランドの世界観をよく映し出しているものになりました」と述べている。
一方のスージー&レオは「今回は、ショーの時間の合間を縫って、両者のコラボレーションを解釈する素晴らしい機会となりました。ショーの本番が迫っていて制約がある中で、ビジュアルを制作したのは非常におもしろい体験でした」と話している。
ブランドのヘリテージを現代に引き継いだ、創造性あふれる最新作を、ルックブックとともに楽しんでみて。