09 Aug 2019
アイデアやインスピレーション源はすぐにメモ!グラフィティアーティスト・FAFIのバッグの中身

形として残せるものを大切にしたい
「スケジュール管理するのにiPadを去年買ったけど数ヶ月使って手帳に戻っちゃった。便利だと思ったら、いろんなことを覚えなくちゃいけないのが性に合わなくて。今はすべてのものがデジタルになってしまって、若い人にももう少し“もの”に触れてほしいかな。スケジュール帳だけじゃなくて写真とかでも。簡単に消せずに残せるものを持っていることって大切よね」というFAFI。家には分厚いノートがあって、外でメモしたことや昼寝の時におりてきたインスピレーションは20年間すべてそこに記し続けているそう。ページをめくっていくことが前に進んでいる感じがして好きだという。そんな彼女のバッグの中は、サングラスや数点のコスメと一緒にスケジュール帳や立派な筆と絵の具も。
FAFI
@therealfafi
グラフィティーアーティスト
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バッグは〈X-girl〉のボックス型ショルダー。「仕事柄ささっとペイントしなければいけないから、地元のパリでも身軽に動ける小さいバッグを持ち歩いているの。スケールの大きい場所に絵を描くことも多くて、筆も大きいものを使ってる。普段はバッグに収まるように長い軸の部分はノコギリでカットしてオリジナルに改造したり。あとはショッピングバッグみたいな袋の中に水が入ったバケツを忍ばせてる。何事も準備万端でしょ(笑)」
Photo: Kaori Ouchi Text: Nico Araki