25 Apr 2016
【今日のファッションのお悩み】Q.“ベージュを制する人はおしゃれの覇者になれる”って本当ですか?

Q.“ベージュを制する人はおしゃれの覇者になれる”って本当ですか?
A.敬遠しないで奥が深いベージュと向き合うことから始めましょう。
「色幅が広いので、似合うトーンを選びましょう。平均的な日本人の肌色になじむのは、黄色みが弱い明るめのベージュ。色白さんには、キャメル。やや日焼けした肌には、ダークベージュが合うことが多いです。ラベンダーなど女性っぽい色もおすすめです」(植村さん)/「テイストに縛られずにベージュと向き合うと、たちまちおしゃれに。レースのトップにミュール。だけど、パンツは〈ディッキーズ〉のベージュのチノパンとか。もっさりしがちな色だけど、ベルトやバッグ、靴などの小物類を、黒で締めると簡単に悩みを解決できます。上品さが持ち味のスキントーンは、カジュアルアイテムを一気に大人顔に見せてくれるから不思議」(スタイリスト/植村美智子さん)
黒のクラッチやベルトを。チノパンはスニーカーにもヒールにも合うので便利!
「テイストに縛られずにベージュと向き合うと、たちまちおしゃれに。レースのトップにミュール。だけど、パンツは〈ディッキーズ〉のベージュのチノパンとか。もっさりしがちな色だけど、ベルトやバッグ、靴などの小物類を、黒で締めると簡単に悩みを解決できます。上品さが持ち味のスキントーンは、カジュアルアイテムを一気に大人顔に見せてくれるから不思議」(スタイリスト/金子 綾さん)
ベージュも素肌もいろんなトーンがあるけれど、似合うものは絶対あります。このチャートを参考にトライしてみて。
植村美智子
個人向けのスタイリングサービスも行うスタイリスト。著書は『「今の自分」に似合う服』(地球丸)。
金子 綾
スタイリスト。著著に『a nuance スタイリスト 金子 綾“こなれニュアンス”のつくり方』(小学館)あり。
Illustration: Asami Hattori Text&Edit: Aiko Ishii, Ayana Takeuchi
2016年5月号掲載