荷物なら少ない方だ。とはいえ先週のパリ出張では、あまりの身軽さにおのれが少し心配になった。
荷物から出したてシワシワですみません。
Tシャツ3枚(白、グレー、紺)、ボトム3本(白のコットンショーツ、黒のコットンショーツ、リーバイス701)、グレーのカシミアとバーガンディのウールのVネックカーディガンを1枚ずつ。
2泊4日ならばこれで十分。旅先の気分次第でコーディネートの幅が確保できる。何が幅だ、旅じゃなく東京でもそもそも自分はこんなものだ。しかし出張となると輪をかけて、異様に追い込みたくなるんです。
一応どの組み合わせになってもいけそうなスカーフやベルトを持って行くと、ちょっと華やぐ可能性を作れるのではないか。何にせよ可能性というものは、あるだけで心に大きな余裕ができる。
靴は黒のローファーと茶のデッキシューズの2足。スニーカーほどラフにしない方がパリっぽいような気がしなくもない。
以上のほか、
・フォーマルな場面用に黒のワンピース
・突然の雨用にパッカブル撥水ジャケット
も持って行きました。
なぜこんなに絞るのか。それは普段とは違う場に身を置く出張だからこそ、自分らしさを保っていたいという気持ちの現れなのではないかしら、と、パッキン下手の言い訳がましく思い込んでいます。