てことで、GINZA版「試験にでるファッショントレンド英単語」作ってみました。ん? なんかヘン? そう、「でる単」じゃなく、『出ない順 試験に出ない英単語』(著: 中山・イラスト: 千野エー/飛鳥新社刊)を参考にしちゃいました。くだらなくてすいません。
GINZA版「試験にでるファッショントレンド英単語」#03
「あのイレギュラー・ヘムドレスの美女は誰だい?」
“Who is that beauty wearing an irregular hem dress?”
「IKKOさんです」
“Ms. Ikko.”
スカートやドレスの裾(ヘム)が均一ではない、ジグザグや斜めにカットされた不規則なデザインのものの総称。動いたときの美しさ、ロングもミニも表現できるマルチオケージョンの汎用性が利点。年齢も選びませんヨ。
彼はパーフォレーションコートの下に何も着用していません。
He is wearing nothing under the perforation coat.
「なっ?」
生地に穴があいた状態のこと。均一にパンチングされたものや文字や模様が浮き出るようにパンチングされたものなど、レーザーカット技術の進歩で複雑な加工が可能に。レザーなどのハードな素材を軽やかに見せる効果も。
「ティーレングス・ドレスで紅茶を飲んでる!? バカヤロウ! そいつがルパンだ!」
“Having a cup of tea in a tea-length dress? You idiot!? That was Lupin!”
「いいえ、IKKOさんです」
“No, she is Ms. Ikko.”
「一杯だけぇ〜」
膝下からふくらはぎの下あたりの丈のスカートやドレスのこと。「ティー」という名の通り、もとは昼間のパーティで着用するもので、イブニングやカクテルドレスよりもカジュアル。クロップトップと合わせると今年流。
シュラッグを着たマタギとの遭遇。
A close encounter with a Matagi hunter who is wearing a shrug.
「わりと肩あったかいよ」
袖を通すだけのトップ。ボレロよりも小さくカジュアル、ファーやニットのものが多い。レイヤーで着用するのでボタンがついていないものがほとんどでショールのようなタイプも。英語では「肩をすくめる」という意味がある。
特攻服とボマー・ジャケットはちょっと違いますね。
The Tokko jacket is slightly different from the bomber jacket.
「天上天下唯我独尊!」
オリジナルは空軍の乗務員用ジャケットのこと(ボマー=爆撃機)。日本ではスカジャン(横須賀ジャンパー)とも呼ばれている。現在は生地や色柄さまざまなボマーが展開中。ショートパンツやスカートとコーデを。
Illustration: Chino A Supervise: Eiko Nishiyama Text&Edit: Izumi Karashima