03 May 2022
ルールに縛られない、ドラマティックな装い!vol.4|デザイナー・Adrian Appiolaza

奔放、規格外、やりすぎ、そんなニュアンスを持つスラング“EXTRA”。 ファッションにおいては、最高の褒め言葉でもあるのだ。 パリ、ベネチア、マヨルカ、上海…、 “好き”を全開にしたおしゃれさんをスナップ。
デザイナー
〈ロエベ〉のデザインチームで働くアードリアンは、アーカイヴコレクターとしての顔も持つ。
大切に集めたピースは、家で眺めるだけでなく、身にまとって街に出ることも。
「バレエ靴でできたピンク色のバッグは〈コム デ ギャルソン〉のドレスと合わせて。この格好でハロウィンパーティへ。青のルックは全身〈ロエベ〉。ジャン=ポール・ゴルチエの引退前最後のクチュールショーの日に着た、思い入れのある服」
濡れているような加工が施された〈ヨウジヤマモト〉のスーツは、雨の日に選ぶことが多いとか。
「傘を忘れたの?って、みんなからつっこまれるのがうれしくて。ファッションには、ユーモアがないとね!」
Text: GINZA
GINZA2022年2月号掲載