1994年ソニック・ユースのキム・ゴードンが友人と立ち上げ、ストリートスタイルを提案している〈X-girl〉。ロゴデザインは映像作家・グラフィックデザイナーのマイク・ミルズが手がけたが、その「G」の部分がGINZAのGに! こうしたコラボレーションは初だそう。その周囲は、もしX-girlがGINZAの表紙に落書きするとしたら、と想像しながらデザインしてくれた。
パンツ ¥13,000、ハット ¥6,000、ベルト ¥3,000(以上X-girl | X-girl store)
【コラボTシャツ】GINZA20周年特別企画第二弾 素敵なコラボTシャツできました! IMPORT BRAND編
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〈MILKFED.〉がスタートしたのは1995年。〈X-girl〉に感化され、映画監督としてデビューする前のソフィア・コッポラと、友人のステファニー・ハイマンが立ち上げた。「エレガント・カジュアル」をコンセプトに、ベーシックアイテムにガーリーな要素を加えるというスタイル。今回はピンク色の定番ロゴ「アイシング」のお隣にGINZAのロゴが並ぶ。
パンツ ¥14,000、ベレー ¥4,800(共にMILKFED. | MILKFED. SHINJUKU)
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ブランド創設30周年を迎え、今季過去を振り返ったコレクションを発表した〈A.P.C.〉。創設者兼デザイナーのジャン・トゥイトゥは、2016年春夏メンズコレクションで展開していたTシャツを、GINZAのためだけにウィメンズで制作してくれた。「OH L’AMOUR(愛しい人、愛)」のタイポグラフィーが限定カラーの薄いピンクでフロントにプリントされている。
シャツ ¥24,000、スカート ¥16,000(共にアー・ペー・セー | アー・ぺー・セー カスタマーサービス)
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2014年にパリを拠点とするアーティスト集団によって設立された〈カルネ ボレンテ〉はアートディレクションや音楽制作なども行っている。ペインターのAgoston Palinkoが手描きしているちょっとエッチなイラストの刺繡が施されたTシャツが人気だが、今回は初めてイラストをプリントし、得意の刺繡をミックスした。通常とは異なりフランスで生産される。
パンツ ¥17,800(k3 vintage)、キャップ ¥6,500(カルネ ボレンテ | 共にk3 OFFICE)/その他*スタイリスト私物
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〈ユリア イェンフィムチュックプラス〉は、2014年に設立され、デザイナー自身の出身地ウクライナの歴史や社会主義をモチーフにしている。今回はブランドのメインカラーであるレッドとホワイトの組み合わせ。フロントには、ロシア語で「GINZAスタイル」と書いてある。バックには「明るい未来の生活」や「天球にある太陽の活動」をイメージしているクロスも。
スカート ¥43,000(ユリア イェンフィムチュックプラス | ショールーム ウノ)/バンダナ*スタイリスト私物
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GIANFRANCO VILLEGAS
2014年イタリア・フローレンス出身のジャンフランコ・ヴィレガスがパリを拠点に設立した〈セルフメイド〉はハンドメイドにこだわる。今回は、おなじみのオーバーサイズのTシャツのバックに“Without memory there is no culture, no society, no future”(記憶がなければ、文化も、社会も、未来もない)という力強いメッセージを刺繡してくれた。
パンツ ¥53,000(セルフメイド バイ ジャンフランコ ヴィレガス | ザ・ウォール ショールーム)
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フレンチカジュアルを代表する〈アニエスベー〉からは、左胸にデザイナーのアニエスベーによる「ginza! 1997→2017」の文字がプリントされてある12mmピッチのボーダーTシャツ。しっかりとした厚手の生地を使用し、首回りがよれにくいのがうれしい人気商品だ。毎シーズンコレクションに登場し続けており、白黒は定番カラーとなっている。
スカート ¥20,000(アニエスベー)/メガネ*スタイリスト私物
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昨年チーフ・クリエイティブ・オフィサーにラフ・シモンズが起用され、今あらためて注目が集まっている〈CK カルバン・クライン〉。フロントに大きくアップリケされた“CK” のロゴは80年代後半の〈カルバン・クライン スポーツ〉のアーカイブをアップデートしたもの。2つの異なる花柄プリントがミックスされている。薄手な素材感で、エレガントな印象に。
パンツ ¥20,000(カルバン・クライン プラティナム | オンワード樫山お客様相談室)
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Photo: Kenta Sawada
Styling: Tomoko Iijima
Hair&Make-up: Hiroko Ishikawa
Models: Sasha Belyaeva, Nika Cole
Text&Edit: Itoi Kuriyama