12 Mar 2020
GINZAオシャレ相談室 Vol.15「財布を買い換えるなら!押さえておきたいキャッシュレス時代のトレンド」

読者のオシャレに関する悩みをWEBで募集。見習いエディターMがGINZA編集部まわりの先輩エディター、スタイリストさん、ヘアメイクさん達の協力のもと解決策を考えます。今回はバッグの中の必需品、財布選びに関するご相談。
2020年、財布を新調するなら?
気づけば5年間同じ財布(元カレからもらった長財布)を使っています。そろそろ買い換え時かなと思っていますが、自分的には安くない買い物なので今の流行を分かった上で選びたいです。カードでの買い物も増えたし小さい財布がいいかなと思っているのですが、どうなのでしょうか。今注目の財布の形やブランドなどあったら知りたいです。(27歳・会社員)
編集者・ライター 渡部かおり(以後、渡部):も、元カレからもらった財布……!
GINZA:ざわ……ざわ……。
渡部:できればいい思い出だけ胸にしまって、浄化させたいところですね。
GINZA:財布って一回買うとなんだかんだ長く使いますよね。次こそは自分のお気に入りを選びたいというお気持ち、共感します。
スタイリスト 榊原優佳:小さいお財布ブームはまだまだ健在です。もはや現金を入れるスペースはなく、カードしか入らないものも見かけるようになってきました。私も100%カード生活なので(デビッドカード最高!)もう次に買うお財布はカードケースのみでいいかも、と思っています。現金は少しだけポーチに入れておけばOK。<バレンシアガ>に優秀なアイテムがあると聞きましたが……。
渡部:まさに、私がかれこれ三年以上愛用しているのが<バレンシアガ>の三つ折りミニ財布です。これは猛烈におすすめしたい一品! 私は黒のエンベロープ型を使っています。
GINZA:かなりコンパクトに見えますが、収納力はいかほどでしょうか?
渡部:ちょっと待ってくださいね……今、確認しますと、手のひらサイズでありながら、カードは12枚入れています。キャッシュレス化が進み、お札はあまり多くは入れませんがしっかり入ります。レシートをパンパンに入れてしまうと三つ折りができずに、開きっぱなしの長財布状態になるため、領収書類をこまめに整理できるのも◎。
スタイリスト 早川すみれ(以後、早川):それ分かります。小さい財布はレシートや領収書が物理的にためられないので、帰宅後財布の中を整理をする習慣がつきました。
渡部:パンパンになる前に500円貯金をしたり、小銭を使い切ろうとする習慣ができるのもこれまた利点です。平日、週末、そして旅先。どんなシーンでもこの財布一つで快適に使い回せます。
GINZA:<バレンシアガ>三つ折り財布、万能説……! ほかにおすすめがある方はいますか?
早川:私が使っているのはいただきものの<itti>のお財布です。品質の高いレザーが使われているので傷がつきづらく、小銭も取り出しやすい優れものです。
GINZA:これだけ高級感があって、2万円台のアイテムもあるのは嬉しい!
スタイリスト 木村舞子:私は、実用性と見た目のミニマルさ重視で<コム デ ギャルソン>の二つ折りを愛用しています。三つ折りタイプだとカードが入り切るか不安だし、長財布では大きすぎる……。ラグジュアリーブランドの財布もデザインによっては求めているサイズ感より一回り大きいことが多いので、個人的にはギャルソンが現状ベストです。
GINZA:たしかに、持ち歩くカードの枚数にも左右されますね。ご自身のライフスタイルと照らし合わせつつも「コンパクトサイズは死守!」が、2020年の財布選びの潮流と言えそうです。
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スタイリスト 木村舞子
百々千晴氏に師事し、独立後は雑誌や女優のスタイリングを手がける。ベーシックアイテムを主軸としたスマートなスタイリングが得意。
Instagram: @maiko.mu
スタイリスト 榊原優佳
飯田珠緒氏に師事し独立。雑誌やカタログを中心に活躍している。愛称はローズ。
Instagram: @yukasakakibara_
スタイリスト 早川すみれ
2011年スタイリストとして独立。文化庁の支援を受けベルギーでダンスカンパニーの舞台衣装に関わる。広告、雑誌、音楽、シアターとジャンルレスに活動。
Instagram: @sumire-hayakawa-stylist
編集者・ライター 渡部かおり
編集プロダクション「FW」主宰。ファッション雑誌、広告ビジュアル、カタログ制作などに携わる。GINZAmagで「編集者・渡部かおりの「かわいい」ゼミナール」を連載中。
Instagram: @fwpress
Illustraiton: Izumi Okaya Text: Saki Masuda Edit: Karin Ohira Cooperation: Kaori Watanabe, Maiko Kimura, Sumire Hayakawa, Yuka Sakakibara