GINZA:このところ、肌を覆うモヤ(?)のようなものがかかってきた気がするな〜。「いやだな〜こわいな〜」と思っていたのですが、これはもしや、勘違いじゃ、ない……!? ということで、くすみも消え飛ぶ「華やかトップス」教えてください!
スタイリスト 榊原優佳(以後、榊原):私ごとですが、最近髪をバッサリ切ったんです。そうしたら、色柄ものを着るのが楽しくなって! 一見攻めすぎに思えるようなネオンオレンジやネオンピンク、などなど。着ているといろんな人から褒められるし、中には「痩せた?」というまったく関係ないハッピーワードをくれた方もいました(笑)
GINZA:痩せた、は嬉しいですね。
榊原:自分が思っているよりも、派手な色って馴染むんだなとスタイリストながら実感しました。大事な打ち合わせの時こそ、思い切ったカラーのものを選びます!
スタイリスト 早川すみれ(以後、早川):私もはっきりした色がおすすめ。網目が細かいハイゲージの赤いニットトップスは、疲れているときも元気に見えるので活躍しています。頬に色が反射して、こころなしか血色がよく見えるような気がします。
GINZA:疲れ顔に効く一着、いいですね。最近買ったカラーアイテムがあれば教えてください。
榊原:<シュリー>でタイダイのオレンジタートルネック、<TOGA XTC HARAJUKU>でネオンピンク地に花柄のマキシワンピースを購入しました! どちらも原宿のヴィンテージショップです。
GINZA:<TOGA XTC HARAJUKU>はあの<トーガ>が運営するヴィンテージショップ。それでは「パキッとした色は少々勇気が……」という方でも挑戦しやすいアイテムはありますか?
編集者・ライター 渡部かおり:「レフ板効果」ありと言われる白でしょうね、やっぱり。特になめらかなシルクやレーヨン、ナイロンなど光沢感のあるものがいいと思います。あとは、トップからボトムに向かってアイテムの色を濃くしていくのもよさそう。
早川:色以外の切り口だと「素材」も意識してほしいポイントです。生地が疲れていると、それだけで華やかさが激減……! くたっとしすぎた素材は避けるのがベターです。