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GINZAオシャレ相談室 Vol.23「オフィスカジュアル × 自分の”好き”をうまく折り合いつけるには?」

GINZAオシャレ相談室 Vol.23「オフィスカジュアル × 自分の”好き”をうまく折り合いつけるには?」

読者のオシャレに関する悩みをWEBで募集。見習いエディターMがGINZA編集部の先輩エディター、スタイリストさん、ヘアメイクさん達の協力のもと解決策を考えます。今回はオフィス勤務者なら誰もが悩む(?)仕事着とオシャレの悩ましい関係。

 

オフィスでも自分らしくオシャレを楽しむには?​

オフィスカジュアルという枠の中でいかにボーイッシュでかわいい着こなしができるか、日々試行錯誤している社会人3年目です。世の中の先輩方はどういった服を着て働いているのか、はたまたオフィスカジュアルについてファッショニスタの皆さんはどう思っているのか、聞いてみたいです!

25歳・事務
「1年目は電話をとって、郵便配って! という古い文化がまだ残っている会社に勤めています。まだブランド物を買うよりも、韓国通販や〈ザラ〉などのプチプラでオフィスコーデは組んでいます。学生街で一人暮らしを始めて半年。実家を離れて暮らすと自由で楽しい反面、寂しいし、家族って大切だなと感じるようになりました。彼氏がいたらもっと楽しいのかな……? と思い、恋活を検討しています」

 

GINZA:オフィスカジュアルと自分の嗜好の中間地点を模索中という質問者さん。このテーマで悩んでいる方、ほかにもかなり多かったです。

編集者・ライター 渡部かおり:まず、この自己紹介文がかわいすぎますね……♡ 一字一句読んで、暮らしを妄想してしまいました。素敵な彼氏ができますように。オフィスカジュアルは、色や柄ではなく、フォルムで遊んでみるのはどうでしょう。たとえばこれからの季節の定番・ネイビーのニットを選ぶとして。袖口のリブが長いとか、オーバーサイズとか、後ろ身ごろが極端に長いとか。一見派手には見えないけれど、フォルムが面白ければ「洗練されたオシャレ」がかなうと思います。

スタイリスト 木村舞子:私もちょっとしたディテールが効いた服でオシャレを楽しむのがおすすめ。もし自分だったら〈オーラリー〉みたいなシンプルだけど気の利いた色や質感のブランドをベースに〈ルメール〉のような、派手さはなくともアイデンティティが確立された洋服を選びたいです。

GINZA:たしかに会社のオシャレ番長を思い浮かべると、カラーはベーシックでも形や細部に一工夫ある服選びをしている気が……! 具体的に変化を出しやすいアイテムがあれば知りたいです。

スタイリスト 早川すみれ(以後、早川):白​いデザイン​シャツなどはいかがでしょう? ロマンチックなムードが好きなら、襟にインパクトがある〈パトゥ〉のシャツ。エッジーなものを求めるなら、〈コムデギャルソン〉でデザインコンシャスな一着が見つかりそうです。

GINZA:プチプラブランドではいかがですか?

早川:質問者さんのあげている〈ザラ〉や〈エイチアンドエム〉からも、パワーショルダーやボリューミーなシャツ、ブラウスが出ていますよ。ホワイトシャツは清潔感でシャキッとした印象が強いので、あえてデザインが効いているものをセレクトして遊んでみるのをおすすめします!

スタイリスト 榊原優佳(以後、榊原):私はいわゆる”企業”に勤めた経験がないのであまりわかったようなことは言えませんが、やっぱりどれだけ制限のある場所であっても、その方の個性って出ると思います。職場で心地よく気分よくすごすための服選びは、限られた中でひとつひとつのアイテムを妥協せずに、自分が心から好きと思えるアイテム(ブランド)で揃える事、実はそれ一択ではないでしょうか?

GINZA:真理な気がします……!

榊原:アシスタントのころ、年に数日だけアルバイトできるときがあって、ミュージアムの受付で働いていました。白シャツ、黒いパンツ、黒い靴がマストでしたがこっそり自分の好きなブランドで揃えていました。確かシャツは〈コムデギャルソン〉、パンツは〈サンシー〉、靴は〈アデュー〉。それだけで気分はいつもよかったし、健全な精神状態を保てていました。白シャツだからって駅ビルで買わなくていいし、パンツだって定番のスーツブランドじゃなくていい。黒いシューズもべたっとした中途半端な高さのヒールのパンプスだけが正解というわけではありません!

GINZA色・柄だけがオシャレにあらず。制限があるからこそ一点一点こだわりを持って選ぶべし! なんだか初心に帰れたような気がします。

 

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スタイリスト 木村舞子

百々千晴氏に師事し、独立後は雑誌や女優のスタイリングを手がける。ベーシックアイテムを主軸としたスマートなスタイリングが得意。
Instagram: @maiko.mu

スタイリスト 榊原優佳

飯田珠緒氏に師事し独立。雑誌やカタログを中心に活躍している。愛称はローズ。アシスタント募集中。
Instagram: @yukasakakibara_

スタイリスト 早川すみれ

2011年スタイリストとして独立。文化庁の支援を受けベルギーでダンスカンパニーの舞台衣装に関わる。広告、雑誌、音楽、シアターとジャンルレスに活動。
Instagram: @sumire-hayakawa-stylist

編集者・ライター 渡部かおり

編集プロダクション「FW」主宰。2020年6月「THE SHE」をスタート。出版社勤務後、ロンドンでのライター業を経てフリーランスの編集者として独立。ファッション雑誌、広告ビジュアル、カタログ制作に携わる。コラムや本の執筆も。GINZAmagで「編集者・渡部かおりの「かわいい」ゼミナール」を連載中。
Instagram: @fwpress

Illustraiton: Izumi Okaya Text: Saki Masuda Edit: Karin Ohira Cooperation: Kaori Watanabe, Maiko Kimura, Sumire Hayakawa, Yuka Sakakibara

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