28 Sep 2020
GINZAオシャレ相談室 Vol.24「1万・5万・10万!予算別”これ買い”リストでお買い物上手になろう」

読者のオシャレに関する悩みをWEBで募集。見習いエディターMがGINZA編集部の先輩エディター、スタイリストさん、ヘアメイクさん達の協力のもと解決策を考えます。今回は、予算に限りがあってもこれだけゲットしておけば「今年顔」になることができるアイテム情報。
お金をかけずに、旬なオシャレを楽しみたい
GINZAに載っているような、モードでオシャレなお洋服が大好きなのですが、クローゼットは今の気分ではない洋服たちで埋まっています。買い物の仕方も悪ければ、給料もそこそこなので、お洋服に使えるお金も限られ……。鞄や靴を新調しよう!と意気込み貯金もしているのですが、キラキラしている周りの友達やSNSを見て自分と比べると落ち込みます……。いっそ、誰か素敵な方に私のワードローブを整えて欲しい!(切実)どうしたら、今気分なお洋服を着てオシャレができますか?
24歳・女性向け雑誌のデザイナー
「働き始めたばかりでボーナスの支給なし(悲しみ)」
GINZA:今回は予算別で提案していけたらと思います。それでは【1万円】から。
スタイリスト 榊原優佳(以後、榊原):まず「ブローチ」を買うのはどうでしょう? 今年、流行っていますよね。キラキラしたブローチはロンTの胸元につけても、カーディガンにつけても、ぐっとオシャレ度が上がると思います。
スタイリスト 早川すみれ(以後、早川):あとは「エコレザー」や「艶あり素材のボトムス」もよさそうです。ベーシックなジャケットやボウタイブラウス、ボリューム袖のブラウスなど、去年流行したアイテムに合わせてもかわいく仕上がります。
編集者・ライター 渡部かおり(以後、渡部):あとは「柄が派手なレギンス」が1本あれば、トレンド感を出せそうです。無地のワンピースからチラリとのぞかせたり、丈長めのシャツやニットに合わせるのもいいですよね。
GINZA:インパクトのあるアイテムが一点入るだけで、だいぶ印象が変わりそうですね。では、お次は【5万円】。
早川:「大きな襟のブラウス」がおすすめです。ジャケットからビッグサイズの襟を覗かせてみてください。
GINZA:前回の記事でもブラウスを紹介いただきました。〈パトゥ〉のシャツ、襟元がガーリーですごくかわいかったです。
榊原:私は「ミニミニバッグ」を推したいです。秋冬も引き続き、超・流行っているのでこの機会にぜひ! ミニミニゆえに5万円で買えるのが嬉しいですよね。アクセサリー感覚でななめに掛けたら、一気に今年っぽくなりますよ。もちろん何も入らないので、サブバッグは必須です(笑)
GINZA:アクセサリー感覚でバッグを持つ、って新しいですよね!〈 ビゴター〉や〈エムシーエム〉からも、5万円前後で出ています。それではラスト、ちょっと奮発して【10万円】ではいかがでしょうか?
渡部:それなりに予算をかけられるなら、やっぱり「コート」を新調するのがいいと思います。私なら定番ものではなくて、デザインや色、フォルムに特徴のある一着を選びます。なにせ面積が大きいですからね、印象に残りやすいんですよ。ミディ丈やロング丈のものなら、着まわしなんて考えずに着られますしね。
早川:あとは、「フェザーのあしらい」があるお洋服は今年きていますよね。
榊原:10万円で買うべきは、ずばり「ロングブーツ」。GINZA本誌(2020年9月号)でも、秋冬のシューズ特集をやらせていただきましたが、どのブランドもロングブーツ推しで驚きました!
GINZA:ニーハイからアニマル柄まで、レパートリーも豊富で見ているだけでワクワクしますね。
榊原:はい、フレアなスカートに合わせるのがかわいいと思います! 絶対絶対、今年顔になれますよ。
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スタイリスト 榊原優佳
飯田珠緒氏に師事し独立。雑誌やカタログを中心に活躍している。愛称はローズ。アシスタント募集中。
Instagram: @yukasakakibara_
スタイリスト 早川すみれ
2011年スタイリストとして独立。文化庁の支援を受けベルギーでダンスカンパニーの舞台衣装に関わる。広告、雑誌、音楽、シアターとジャンルレスに活動。
Instagram: @sumire-hayakawa-stylist
編集者・ライター 渡部かおり
編集プロダクション「FW」主宰。2020年6月「THE SHE」をスタート。出版社勤務後、ロンドンでのライター業を経てフリーランスの編集者として独立。ファッション雑誌、広告ビジュアル、カタログ制作に携わる。コラムや本の執筆も。GINZAmagで「編集者・渡部かおりの「かわいい」ゼミナール」を連載中。
Instagram: @fwpress
Illustraiton: Izumi Okaya Text: Saki Masuda Edit: Karin Ohira Cooperation: Kaori Watanabe, Sumire Hayakawa, Yuka Sakakibara