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GINZAオシャレ相談室 Vol.27「大切すぎて使えない。とっておきの”勝負靴”を普段使いするには?」

GINZAオシャレ相談室 Vol.27「大切すぎて使えない。とっておきの”勝負靴”を普段使いするには?」

読者のオシャレに関する悩みをWEBで募集。見習いエディターMがGINZA編集部まわりの先輩エディター、スタイリストさん、ヘアメイクさん達の協力のもと解決策を考えます。今回は大事にしすぎて、タンスの肥やしになってしまいがちな勝負アイテムの扱い方。

 

とっておきの7cmヒール。靴箱に眠らせたくない……!

この前〈マノロブラニク〉でビロード素材の7cmヒールを買い(靴棚に眠っている7cmヒールは数知れず)さっそく履きたいのですが友人(美女)のように「わたし、移動はいつもタクシー」というわけにもいきません。GINZAのみなさまはきっと靴好きだと思うのですが…このあたりの問題、どう対処されていますか? 家から駅までのフラットシューズは持ち歩きでしょうか。もしくは”走れちゃう7cmヒール”なんてありますか?

32歳・広告会社
「海外プラットフォーマーのマーケティング担当。住まいは東京の世田谷の奥地。都内ですが、森と渓谷がすぐそばにあります(よく蚊に刺されるのが難点)」

 

GINZA:靴に限らず、大事なものほど履けない、着られないはあるあるですよね。

スタイリスト 早川すみれ(以後、早川):もう、絶対に履いたほうがいいです! もったいなくて履かない、が一番もったいない。洋服の鮮度は買ったときが一番高いですよ〜。

スタイリスト 榊原優佳(以後、榊原):同感です。うっかりクローゼットやシューズボックスに永眠しがちな大切すぎるアイテムは「買ったらその日から、最低でも翌日から」身に着けるのが吉! でないとタイミングを失います(笑)

GINZA:買ったらその日から、最低でも翌日から。肝に銘じたいお言葉です。

編集者・ライター 渡部かおり(以後、渡部):まわりのヒール靴愛好家のスタイリストさんで「ふくらはぎ下の筋トレになる」と言って、7cmヒールの靴でガンガン働いている方もいらっしゃいますね。なんでも、慣れてくると余裕だとか……。

スタイリスト 木村舞子(以後、木村):『ゴシップガール』でも、「パーティーのときヒールで足が痛いのは、お酒を飲んでごまかすのよ!」って言っていましたね(笑)

GINZA:オシャレ界の猛者たちの根性論……強い!

木村:私の場合どんなにすぐ履きたいと思っても、大事な一足だったら天気予報はめちゃくちゃチェックして、雨のときは登場させないこともあります……! やっぱり、マノロの靴なんかは履き潰してしまっては悲しいので、デイリーにというよりは出かける直前に履き替えて行きたいですよね。そう考えると、替えのフラットシューズを持ち歩く、が正解かな。

早川:昔、最寄り駅から家まで自転車通勤していたときは、お気に入りの靴を傷つけるのが嫌で自転車用のビーチサンダルを持ち歩いていました。今も新品を初めて履くときは靴ずれが怖くて、万一足が痛くなったときのことを考えて、軽いスポーツサンダルを持って出たりします。

榊原:私も履き替える用のぺたんこシューズを用意する派です。そのためだけに、我が家に存在しているぺたんこ靴があるんです(笑)

GINZA:ありがとうございます。満場一致で「フラットシューズの携帯を推奨」となりました。

木村:ただ、個人的には着用回数が少ないことが必ずしも悪いとは思いません。タンスの肥やしはたしかにちょっと寂しいですが、お気に入りのアイテムを長く大事にとっておいて、ここぞというときに登場させるのは私はアリだと思いますよ!

渡部:私もです。ちょっとズレてしまうかもしれませんが、断捨離やらこんまりブームやらから遅れをとりまくっていると自覚した上で、私は洋服と本は捨てないことにしています。タンスの肥やしを愛でます。年に1、2回しか着る機会がなくとも、クローゼットに置き続けるタイプです。

GINZA:タンスの肥やしを愛でる(!)

渡部:洋服って必ずしも、着回ししやすいからとか、着用頻度が高いから素晴らしいっていうわけじゃないと思うんですよね。自分の気持ちを鼓舞してくれたり、お守りになってくれたり、ご褒美だったり……なんというか、心になにかしら響くというだけでも十分素晴らしいと思うんです。

GINZA:履きつぶす、着倒すばかりが服ではない。そのとおりですね。

榊原:ちなみに……質問者さんご所望の”走れちゃう7cmヒール”ですが、実在します!

GINZA:おおっ、これは嬉しい。

榊原:セレナテラ〉のヒールは走れるんですよ! ぜひチェックしてみてください。

 

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スタイリスト 木村舞子

百々千晴氏に師事し、独立後は雑誌や女優のスタイリングを手がける。ベーシックアイテムを主軸としたスマートなスタイリングが得意。
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飯田珠緒氏に師事し独立。雑誌やカタログを中心に活躍している。愛称はローズ。アシスタント募集中。
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2011年スタイリストとして独立。文化庁の支援を受けベルギーでダンスカンパニーの舞台衣装に関わる。雑誌、広告、シアターとジャンルレスに活躍。現在、アシスタント募集中です!
Instagram: @sumire-hayakawa-stylist

編集者・ライター 渡部かおり

編集プロダクション「FW」主宰。2020年6月「THE SHE」をスタート。出版社勤務後、ロンドンでのライター業を経てフリーランスの編集者として独立。ファッション雑誌、広告ビジュアル、カタログ制作に携わる。コラムや本の執筆も。GINZAmagで「編集者・渡部かおりの「かわいい」ゼミナール」を連載中。
Instagram: @fwpress

Illustraiton: Izumi Okaya Text: Saki Masuda Edit: Karin Ohira Cooperation: Kaori Watanabe, Maiko Kimura, Sumire Hayakawa, Yuka Sakakibara

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