読者のオシャレに関する悩みをWEBで募集。見習いエディターMがGINZA編集部まわりの先輩エディター、スタイリストさん、ヘアメイクさん達の協力のもと解決策を考えます。今回のテーマは、こんがり肌を秋らしくチェンジする方法。おすすめアイテムもたっぷり紹介します。
色白じゃなくてもキマるカラーメイクって?
肌がイエベ、ブルベとかいう以前に、地黒(日焼けもしやすい)でカラーメイクが発色しません。地黒でもできるカラーメイク教えてください!パステル系も挑戦してみたい!(広告代理店勤務/28歳)
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色白じゃなくてもキマるカラーメイクって?
肌がイエベ、ブルベとかいう以前に、地黒(日焼けもしやすい)でカラーメイクが発色しません。地黒でもできるカラーメイク教えてください!パステル系も挑戦してみたい!(広告代理店勤務/28歳)
GINZA:秋らしいカラーメイクに挑戦したい! でも、巷のモデルさんは色白ばかり……。私たち非色白女子だからこそ似合う、カラーアイテムの取り入れ方ってあるのでしょうか?
ヘアメイクアップアーティスト 高橋里帆(以後、高橋):もちろんです! まずは、カラーを取り入れる場所から意識してみてください。広い範囲に色を使うアイシャドウやチークは、暗めな肌だとどうしても馴染んでしまいがち。カラーメイク初心者は、アイライナーやリップにしぼって色を入れるのが個人的にはおすすめです。
ビューティライター 小池菜奈子(以後、小池):複数の場所に色を使うときも、カラーをワントーンで統一するといいですよ。パーツごとで質感を変えたりするとオシャレ度がグッと上がります! たとえば、目元はマットで、リップはツヤ……など。
GINZA:なるほど! 色を使いすぎないことが、カラーメイク成功への第一歩(メモメモ)。
高橋:日焼けした肌だからこそオシャレに見えるカラーって、実はたくさんあるんです。たとえばリップだったら、蛍光っぽいピンクやオレンジ、できればマットのものなど。
小池:流行りのオレンジやテラコッタカラーは、地黒さんにもばっちり似合う色ですよね。リップだと、<セルヴォーク>「ディグニファイドリップス」の09。秋の新色だと、黄みが強くてうるっとツヤがある、透ける発色の<SUQQU>「モイスチャー リッチ リップスティック」12も、試してみてほしい色。深みのある<ヴィセ アヴァン>の「リップスティック」027もぜひ。
GINZA:<セルヴォーク>「ディグニファイドリップス」09は、GINZAの連載「きれいな人のポーチの中身」でも、愛用者が多い人気色です。リップ以外に、オレンジ系のアイテムでおすすめはありますか?
小池:アイシャドウなら、<SUQQU>の「トーン タッチ アイズ」11。ブルーをアクセントに、オレンジベースで遊べる<ルナソル>の「アイカラーレーション」01。グレーとの組み合わせがオシャレな<セルヴォーク>の「ヴォランタリー ベイシス アイパレット」06なども素敵ですよ。
GINZA:華やかな<ルナソル>と、落ち着きある<セルヴォーク>。同じオレンジを基調としたパレットでも、キャラクターの違いが新鮮です。
ビューティライター AYANA(以後、AYANA):あとは冒頭で高橋さんもおすすめされていたカラーアイラインや、カラーマスカラを投入するのも手ですよね。カラーマスカラだったら、<イヴ・サンローラン・ボーテ>の「マスカラ ヴィニルクチュール」なんていかがですか?
ヘアメイクアップアーティスト 白石理絵(以後、白石):私も、少し攻めた印象にしたいときは、リキッドのカラーアイライナーを引くのをおすすめしたいです。たとえば、<Dior>「ディオールショウ オンステージ ライナー」など。
ヘアメイクアップアーティスト 村上綾:ペンシルタイプが好きな方には、上品な発色のペンシルメタリックライン <トムフォード>「エモーションプルーフライナー」12を推したいです。<Dior>や<UZU>のホワイトカラーのリキッドアイライナーに、別の色を重ねてオリジナルのペールトーンをつくるのもいいですね。
白石:複数アイテムの組み合わせという意味では、アイシャドウをのせる前に<MiMC>「アイシャドウプライマー」00 モイスチュアコントロールを使うのもよいですよ。色補正ができて、アイシャドウ本来の色味が綺麗に出るんです。全体をやわらかい印象でまとめたいときにぴったり。
GINZA:組み合わせ次第で、楽しみ方が広がりそうです!
AYANA:あと、色黒さんは「カラーパール」が映えるんです。シャドウもリップも、輝きにカラーがついているものを選んでみてください。<M・A・C>、<NARS>、<CHICCA>などは種類も豊富でおすすめ。
小池:偏光や多色パールの輝きを取り入れたメイクは今が旬! 肌を色づける、という発想を少し変えて「輝きで遊んでみる」のはいかがでしょうか? おすすめは、スティックタイプのアイシャドウ<ローラメルシエ>の「キャビアスティック アイカラー」26。くすみ系のラベンダーピンクの中に、青みを感じさせる偏光パールがチラチラと光って、とっても気になる目元になれますよ。
GINZA:ダークカラーの肌だからこそできる遊び、素敵です。
小池:ほかにも、多色パール系のアイシャドウだと、秋らしい色味の<SUQQU>「トーン タッチ アイズ」15。ラベンダー系のオーロラのような光がきれいなアイライナー<ルナソル>「ニュアンスアイライト」は、下まぶたに引くと、透明感が出て顔色が明るく見えますよ。ラメ入りのパープルがかわいい<キッカ>の「メスメリックグラスオイル」07もぜひ。
GINZA:カラーメイクは白肌だけのものじゃない! 秋カラーを取り入れて、メイクをガンガン楽しんじゃいましょう。
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化粧品メーカーでの企画開発職を経験後、独立。女性たちが自分自身や世界を美しく捉えなおすきっかけをつくるため、ライティングにとどまらず、ブランディング等の分野でも活躍する。
Instagram:@tw0lipswithfang
美容誌をメインに活動。毎シーズン、新色カタログの製作に携わり、お悩み解消企画等でメイクさんに取材する機会も多数。
建築のデザインを勉強後、美容業界に興味を持ち、2011年からヘアメイクとして活動をスタート。主に国内外の雑誌やセレブリティのヘアメイクを担当している。
Instagram: @rieshiraishi1220
“ハッピーになれる”大人メイクを得意とし、シーンに合わせてさまざまなメイクを手がける。女優、モデルたちからの支持も高く、広告、雑誌、映像など活動の場は多岐にわたる。
Instagram: @takahashi.riho
株式会社ALBIONに入社後、ヘアメイクアップアーティストOSSAMU氏に師事。2010年に独立。「GINZA女子の1ヶ月着まわし」のヘアメイクも要チェック。
Instagram: @ayamurakami__