コンバースが、ALL STARの100周年を記念してスタートしたラグジュアリーライン〈アヴァン コンバース〉。前ランバンのアーティスティック ディレクター、アルベール・エルバスが手がけるALL STARは、これまでの歴史の中で見せたことのない大人の表情をしちゃってますね。
でもこれデザインだけの問題じゃないと思うんですね。もともとはスポーツシューズだったALL STARが、こうやって大人の表情を見せることができるのは、長い時間の熟成が必要だったということだと思うんです。50年前でもまだ、スニーカーにこうしたラグジュアリーなデザインを施すのはありえなかっただろうと思うので。
100年って、簡単に言ってしまうけれど、すごく長い時間です。同じく今年100周年を迎えるものに、日本のアニメーションがあります。驚きませんか、100年しか歴史ないって。
国産アニメーションは1917年(大正6年)に始まったとされていて、その時の作品がYouTubeで見られます。非常に味わい深い作品ですが、すごく素朴で、これが100年で今のアニメーションになるのか! と思うとその進化っぷりにくらくら来ます。
と同時に、この素朴なアニメーションが作られた頃、もうALL STARが発売されていたなんて! と、こっちも驚き。そんな大きな時間の流れに思いを馳せながら、新しいALL STARで歩き出してみてください。