エテのループイヤリングが話題に。
これはある種の発明でしょうか?
イヤリング金具がなくて、装飾的なループが耳を挟み込むので、まるでピアスのように着用できるという仕掛け。
しかもその仕組みだからこそできる、表と裏のデザイン違い、いわゆるリバーシブルでつけられるという仕様!
こういう仕組みとデザインが一致しているものって大好物なんですよね。
リバーシブルって、良いものと微妙なものが紙一重。リバーシブルといいつつ、どう考えても片面しか使わないよなというものもたくさん存在するじゃないですか。デザイン的に、裏面がたんなるオマケになっているというか。
このエテのループイヤリングは、表と裏が対等な関係で気持ちいいです。
でも「裏返す」ってこと自体にも価値があると思うんです。いや、価値というより、フェチ?なにかを裏返す時ってどきどきしないですか?
子どもの時、石をひっくり返して生き物を探したあの時から、本のページをめくるときもそうだし、部屋に裏返しの服が散らかっていたりするのもどきどきの余韻ですよね。
レコードは、ひっくり返せるのがいいところじゃないですか?ひとつのビニール盤の裏と表に別の音世界が広がっているというのがたまらない。
要するに、なにかを裏返すという行為は非常にセクシーだということなのです。ここぞという時にこそ裏返していきましょう。