ハニーミーハニーの今季のテーマはTHORNS(棘)っと!
美しい薔薇の中に潜む棘のように、ガーリーなだけじゃない尖った部分を持っているアイテムがそろってます。
ガーリーかつエイジレスという矛盾を克服したバランス感が面白いですね。
これは薔薇モチーフのワンピースなんだけれど、素材はサテン。重たくなりがちな冬の装いの中に、軽やかな素材が気持ちを変えそう。
エイジレスといえば、SF映画を見たり、マンガを読んでいると、老人になったり赤ちゃんになったりするシーンに出くわすじゃないですか。
体が大きくなったり、小さくなったりもしますよね。ミクロの大きさになって人体に突入だ!みたいな。
ああいう時に、洋服もいっしょに小さくなっちゃうと、なんだか急に気持ちが冷めてしまうのは私だけでしょうか?
体は小さくなってもさあ、服はそのままでいてよ、って思っちゃう。
たとえば子どもの頃、お母さんの服に顔をうずめた時の感触。あれは子どもの大きさや肌のきめ細かさがあってこそ、感じられるものじゃないですか。
小さな小さな自分が、大人の服の布地を味わう。それはもう二度と味わうことのできない感覚でしょう。
エイジレスな洋服の魔法は、いつでも同じように似合うってことじゃなくて、関係が変化しながら似合い続けるってことですよね。自分が変化するたび服との関係も変わるんですね。