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満島ひかり、永山瑛太、アオイヤマダが出演!『KAGUYA by GUCCI』に浸る

満島ひかり、永山瑛太、アオイヤマダが出演!『KAGUYA by GUCCI』に浸る

竹取物語を現代風にアレンジしたグッチのスペシャルムービー『KAGUYA』が公開。主人公カグヤ(かぐや姫)を演じる満島ひかりと、彼女と偶然出会う若い女性、オキナ(原話では翁)役のアオイヤマダとの対談のほか、カグヤに心奪われるミカド(帝)役の永山瑛太にインタビューも敢行。舞台裏や、物語の鍵となるバンブーハンドルのハンドバッグの魅力にも迫る。


満島ひかりとアオイ

満島 フェティッシュなラテックスのトップとロマンティックなレースのティアードスカートという一見相反する要素を大胆に組み合わせてしまうのがグッチらしい。トップ ¥121,000、スカート ¥693,000、イヤリング ¥1,650,000、ネックレス ¥1,320,000、リング 親指 ¥638,000/薬指 ¥390,500

アオイ パステルカラーの花柄のレースの軽やかなロングドレス。トップにはコルセットのディテールが施されている。レースのドレス ¥1,017,500

永山瑛太

ボクシーシャツとチェックのパンツというタイムレスなスタイリングに、異なる柄のノーカラーのコートを羽織って。フロントボタンを閉めて、ウエストマークして着てもいい。コート ¥467,500、シャツ ¥99,000、パンツ ¥148,500、ブーティ ¥203,500(以上グッチ | グッチ ジャパン)

 

満島ひかり
KAGUYA

かけがえのない仲間である瑛太くんと、一緒にいて
楽しいアオイちゃんとの作品。続きを観たくなる

アオイヤマダ
OKINA

グッチの〈バンブー〉と『竹取物語』との出合いは
必然的。ひかりさんとの空気感が伝われば

永山瑛太
MIKADO

何度も相手役を務めた満島ひかりと瑛太が
たどり着いた“今”はここかもしれない

 

アオイ グッチの有名な〈バンブーバッグ〉は、第二次大戦後上質な原材料の入手が困難だったことから軽量かつ丈夫な竹を用いた、と聞きました。日本文化とも関わりの深い竹で作られたハンドルがブランドの象徴となっているグッチと『竹取物語』の出合いは本当に興味深いです。

満島 古典がファッションと融合して軽やかに見えてくるのも面白いよね。この映画、どこで上映しているの?って気持ちになる映像作品。続きを観たくなる。物語の中でカグヤ(満島)とオキナ(アオイ)が出会うシーンと、実際に私とアオイちゃんが初めて会った状況が似ていると思ったんだよね?

アオイ 高校卒業間近の頃、勉強のために料理家の方のお宅に居候していたのですが、ある日帰ったらリビングにひかりさんが座っていたんです。作品でオキナは竹やぶの中で光るカグヤに初めて出会うのですが、まさにそんな感じ。本当に輝いて見えて(笑)。

満島 私の方は、主演するNetflixシリーズ『First Love 初恋』に登場する「ダンサーの女の子」役にアオイちゃんがいいんじゃないか、と監督に推薦していたところで。何かで見て、すごくエモーショナルだし、エネルギーが面白い女の子だと気になってから、頭の片隅にアオイちゃんが住んでいたんだよね。でも、どうやって連絡をとればいいのかわからなくて。そんな時知り合いのお家にごはんを食べに行ったらアオイちゃんが帰ってきた(笑)。「あ、探してた」と(笑)。

アオイ お芝居にはあまり興味を持っていなかったのですが、ひかりさんに「やってみない?何かあったら私がサポートするから!」と言われて、「やりたいです!」と即答しました(笑)。作品でも、月からやってきたカグヤが、自分らしい道を模索して都会でもやもやしていたオキナを「どこかに行こう!」って連れ出してくれるんですよね。本当にそのままだな、と思って。

満島 何だか引き合ってるよね。歳は離れているけど、〝生まれた星〟が一緒であるような気がする(笑)。

満島ひかり

アオイ

グッチのバッグ

バッグ〈グッチ ダイアナ〉H30×W35×D14cm ¥565,400(グッチ | グッチ ジャパン)

アオイ 撮影の待ち時間にぼーっとしていた時に、裸足で脚立に乗った人が目に入って、「気持ちよさそうだな」と考えていたら、ひかりさんが「裸足で脚立って気持ちよさそうだよね」とおっしゃって。そういうふうに同じように思っていることがいっぱいありました。私は言葉にするのが下手なのですが、ひかりさんは全部言語化してくださるんです。

満島 ふたりでハグする場面が多かったけど、そのまま眠れてしまうくらいストレスが何もなかったね(笑)。アオイちゃんは頭よりも先に身体が動くタイプだから好きなんだ。

アオイ 本当は緊張しなきゃいけない立場なんですけど、年齢の差を気にせずフレンドリーに接してくださるから、私も楽でいられるのがありがたくて。私の中の子どもの部分を見抜いてくれてもいるので、ひかりさんの横だと赤ちゃんのようになっています(笑)。

満島 そしてミカドを演じた瑛太くんとは、たくさんのいろんな時間を共有してきた、かけがえのない仲間みたいな感じ。カグヤに心を奪われたミカドが、彼女を誘ってドライヴに行くシーンは印象的だったな。アーティストの江頭誠さんによる花柄の毛布で包まれた派手な車の中で、瑛太くんは目の下が赤くて、私は緑の眉毛で口がオレンジに光っている奇抜なヘアメイク。そして二人とも華やかなグッチの服を着ている。でも、これまでの作品で演じてきたような「普段着で悲しみに暮れて車を走らせる」状況より、今の自分たちのメンタルにはしっくりくる、という話をしたんです。アオイちゃんとは初対面だと聞いたので、「彼女は私の違うヴァージョン」と言ったら「ああOK」って(笑)。

アオイ 残念ながら瑛太さんと共演シーンはなかったのですが、スチール撮影でお会いした時に「寝てないんでしょ、よく休んでね」と心配されました(笑)。お二人が待ち時間に話しながらごはんを食べていたのですが、その光景がすごく自然体で素敵でした。

満島 瑛太くんは俳優の先輩なので、2010年に初めて時代劇の夫婦役で共演した時はお茶を淹れるシーンでドボドボこぼしちゃったりとか、緊張の対象だったんだけど、いつからこんな感じになったのかな(笑)。100人くらいのスタッフが、隅々までピュアな感情で臨んでいる、みたいな稀な現場を、とてもセンシティブな時代に一緒に体験しているというのはやっぱり大きいのかも。大人になればなるほどすごくよい関係になる気がする。根本の何かはつながっているから、現場に瑛太くんがいるなら大丈夫か、と思えるんだよね。それに比べたらアオイちゃんは出会ったばかりなのかもしれないけど、プライベートでも「アオイちゃんがいるなら行く!」みたいな存在で、いつも楽しい。

アオイ ひかりさんと私の間に漂う空気は本物なので、作品の中でもつねにそれに身を委ねていました。そして、リアルな感情で動いてくださるひかりさんに引っ張っていただいた感じです。映像をご覧になる方も、きっと噓のない関係性に心が動かされるのではないかと思います。

永山瑛太

「満島ひかりは全然違う星の人ですが、どこか似ているような感じもするし、安心もする。また出会えてよかったな、と思いました。彼女のことを好きになる役はずっとやってきているので、頭で考える必要がない。一緒にいると自然と何かが起きるんです。満島ひかりとの車のシーンはこれまで殺伐としたものが多かったのですが、本作みたいな世界が〝二人がたどり着いた今〟なのかもしれない、と話していました。今までの中で一番心地よかったんですよね。アオイちゃんとはあまり話ができなかったのですが、いつも満島と二人で楽しそうにしている。どう形容すべき関係なんだろうとずっと考えていましたが、結局わからずじまいでした(笑)」(瑛太)

満島ひかり

満島ひかりとアオイ

『KAGUYA』のムービー内でカグヤが手にしていたバンブーハンドルのバッグ〈グッチ バンブー 1947〉H12×W17×D7.5cm ¥361,900(グッチ | グッチ ジャパン)

 

ショートフィルム『KAGUYA BY GUCCI』

 

『KAGUYA by GUCCI』をもっと楽しむ

グッチや竹取物語のイメージとは簡単に結びつかず、最初は困惑するかも」。満島ひかりがそう語る『KAGUYA by GUCCI』。一体どんな映像なのか詳しく紹介する。

あらすじ
STORY

満島ひかり バッグ

オキナ(アオイヤマダ)は都会の生活に少しうんざりしている若い女性。ある満月の夜、仕事帰りに街を歩いていると突然竹やぶに迷い込んでしまう。そこには電話ボックスがあり、輝きを放つカグヤ(満島ひかり)が通話していた。美しいドレスをまとい、バンブーハンドルのバッグを手にして。

カグヤはオキナに歩み寄り、「私は月から来たの」と言う。すぐにつながりを感じ取った二人。「一緒に行こう」とカグヤはオキナを街に連れ出す。二人はアンドロイドがステージで歌うクラブへ。経営者ミカド(永山瑛太)はカグヤの異次元の美しさに魅了されたちまち恋に落ちるが、二人はこっそりクラブを抜け出してしまう。

カグヤがオキナに一緒に月に行けたらどんなにいいかと語っていると、彼女たちを追いかけてきたミカドがカグヤをドライブに誘う。カグヤは渋々従うものの、地球での最後の時をオキナと過ごすために彼を置いて立ち去る。

別れの時、夜明けが迫っている。オキナは月へ発とうとしているカグヤが東京タワーの天辺に立っているのを見つける。「さよなら、オキナ」と、カグヤはオキナに思い出の品として彼女のバッグを投げ落とす。オキナはそれを受け取るが、あきらめることができない。東京タワーを駆け上がり、カグヤと抱擁する。

次の日の朝、オキナは目を覚ます。枕元には、カグヤのバッグが。すべては夢か現か幻か…。

 

制作の舞台裏
BEHIND THE SCENES

満島ひかりとアオイ

満島ひかりとアオイ

監督を務めたのは、2017年『そうして私たちはプールに金魚を、』でサンダンス国際映画祭の日本人初グランプリを受賞した長久允(写真上・右端)。ファッションの映像制作は初めてだったという。満島ひかりは次のように語る。

「すごくハッピーな方で、スタッフも夜中の撮影なのに皆ニコニコしていて楽しそう。とても素敵な意味でおもちゃみたいにグッチの世界を遊んでいました」

永山瑛太も人柄にまず惹かれたようだ。

「初めてお会いした時、二人とも真っ青な格好をしていて〝何かご縁ですね〟と語り合ったのですが、不思議な作品になる予感がしました。現場のさまざまな状況下でも優しく受け入れつつ、でも的確な演出をしてくださり、安心して役を演じることができました。完成した映像を観たら、〝観たことのない視点〟で物語を紡いでいる長久監督のファンになりました。いつかまた作品づくりをしたいです」

音楽を手がけたのは渋谷慶一郎で、クラブのシーンに本人も出演している。クラブの内装やミカドの車はアーティスト、江頭誠のバラ色の毛布を用いた作品。

舞台はすべて夜。不寝の撮影は体力的に堪えたようだが、うれしい出来事も。

「竹やぶを撮影した場所は、実はたけのこ農園だったんです。お野菜がすごくおいしかった!」(アオイヤマダ)

 

物語の鍵、バンブーの魅力
THE MAGIC OF BAMBOO

GUCCI BAMBOO 1947

第二次世界大戦直後の物資が不足している状況下で、ブランド創設者グッチオ・グッチはフィレンツェの職人たちのアイデアを取り入れ、軽量かつ丈夫な竹をバッグのハンドルにすることを決断。そこで1947年に発表されたのが、竹をバーナーで熱してカーブさせ、さらに磨き上げたハンドルを持つ〈バンブーバッグ〉だ。

映像の中でカグヤが持っていたグリーンのバンブーハンドルのバッグは、この〈バンブーバッグ〉に現代的な解釈を加えた〈グッチ バンブー 1​9​4​7〉。クロージャーもバンブー製で、付け替え可能なレザーとウェブ ストライプの2種類のショルダーストラップが付属。3種類のサイズと豊富なカラーパレットで展開する。

 

GUCCI DIANA

バッグ H37×W38×D15cm ¥605,000

バッグ H24×W27×D11cm ¥473,000(以上グッチ|グッチ ジャパン)

昨年ローンチした〈グッチ ダイアナ〉は、1991年に発表されたバンブーハンドルのトートバッグを再解釈している。かつて用いられていた、バンブーハンドルの形状を保持するためのバンドに着想を得たレザーベルトが付いているのが最大の特徴。外側にGUCCIのロゴがあしらわれたこのベルトは別売りもしており、本体の色に合わせて気分次第でスタイリングできる。ネオンカラーやベーシックカラーから複数色があり、内側にアルファベットを刻印する無料サービスも。

ミディアム、スモール、ミニの3サイズ展開。すべてに取り外し可能なショルダーストラップが付く。

永山瑛太 ながやま・えいた

1982年東京都生まれ。満島ひかりとは三池崇史監督の映画『一命』(11)で初共演。今年1月、弊誌での連載をまとめた写真集『永山瑛太、写真』を発売した。

アオイヤマダ

2000年長野県生まれ。ダンサー。東京2020オリンピックの閉会式でパフォーマンスを披露し話題を呼ぶ。『First Love 初恋』では満島ひかりが演じる也英の息子の初恋相手役。

満島ひかり みつしま・ひかり

1985年生まれ。出演映画『TANG タング』『アイ・アム まきもと』『川っぺりムコリッタ』、Netflixシリーズ『First Love 初恋』(11月24日配信)が控える。

問い合わせ

グッチ ジャパン クライアントサービス
Tel: 0120-99-2177

公式サイト

KAGUYA BY GUCCI
カプセルページ

Photo: Yoshiyuki Nagatomo(MODEL)Yoshihiko Ueda (STORY), mumuko (BEHIND THE SCENES, THE MAGIC OF BAMBOO) Styling: Babymix (mitsushima, aoi), Koji Oyamada (eita) Hair&Make-up: Naoki Ishikawa (mitsushima), Asami Nemoto (aoi), Yoshikazu Miyamoto (BE NATURAL_eita) Text&Edit: Itoi Kuriyama

GINZA2022年9月号掲載

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