スニーカーブームの終息の気配とともにヒールがふたたび帰ってきた。形はだんぜんクラシック。はくだけでスイッチが入る靴。今、復活です。
季節の変わり目に相応しい、秋顔のレディなヒールたち
GIUSEPPE ZANOTTI 流行のアニマルモチーフをあえて踵使いにするアレンジ力は、さすがの一言。シューズ ヒール10.5cm ¥155,000*参考価格(ジュゼッペ ザノッティ | ジュゼッペ ザノッティ ジャパン)/ドレス ¥34,000(ノット | ジャンポールノット 青山店)/タイツ ¥4,200(ピエールマントゥー | ステッラ ピエールマントゥー事業部)
FABIO RUSCONI 黄色が華やかなタータンチェックを黒とツートーンにすることで、どこかシックで大人っぽい表情を引き出した。シューズ ヒール7.5cm ¥29,000(ファビオ ルスコーニ | ファビオ ルスコーニ 有楽町店)/スカート ¥33,000(ヴィア・マシーニ | ビームス ハウス 丸の内)/ソックス ¥1,200(ピエールマントゥー | ステッラ ピエールマントゥー事業部)
[上]PAUL ANDREW 緩やかな弧を描く特徴的なスリングバックがこのブランドの持ち味。シンプルで美しい形状にうっとり。シューズ ヒール6.5cm ¥79,000(ポール アンドリュー | プラージュ 代官山店)[中]NEBULONI E. レースとサテンを組み合わせたエレガントな佇まい。「絵のような靴」と形容されるのも頷ける。シューズ ヒール5.5cm ¥49,000(ネブローニ | ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)[下]N°21 生のラバーの素材感とレザーの風合い。一見ミスマッチにも思える合わせが、不思議なアクセントとして効いている。シューズ ヒール6cm ¥87,000(ヌメロ ヴェントゥーノ | イザ)
[上左]NINA RICCI 潜水時のシュノーケルをイメージしたというアイキャッチーなハイヒールが面白い。目を引く黄色のセレクトも秀逸です。シューズ ヒール10cm ¥169,000(ニナ リッチ | イザ)[上右]STACCATO さまざまな景色を映す多角形のミラーヒール。足型にフィットするニットのボディにはラメのあしらいをプラス。シューズ ヒール5cm ¥18,800(スタッカート | バロックジャパンリミテッド)[下左]MANA ゴートレザーにラビットファーをあしらった高級感と独創的なカラーリングが新しい。クリア混のウッドヒールもパワフルな印象。シューズ ヒール5.5cm ¥33,000(マナ | コンコルディア)[下中]CHARLES&KEITH パンプスのヒール部分を円形にしちゃうアーティスティックな発想が、今季も爆発。ミラーコートで存在をアピールせよ。シューズ ヒール6cm ¥9,900(チャールズ&キース)[下右]AN HOUR AND A SHOWER アクリル樹脂を大理石に見立てた、マーブル模様のチャンキーヒールが遊び心いっぱい。シューズ ヒール8cm ¥58,500(アン アワー アンド ア シャワー | CPR トウキョウ)
[上左]ROGER VIVIER お家芸ともいえるバックルを用いたアイコニックなモデル〈トレ ヴィヴィエ〉の最新作。シューズ ヒール4.5cm ¥103,000(ロジェ ヴィヴィエ | ロジェ ヴィヴィエ ジャパン)[上中]PICHE BIANC 正装感のあるエナメルパンプスは、太めのチェーンで外しの味付けをすれば表情も一変。シューズ ヒール9cm ¥22,000(ピシェ ビアン | ピシェ アバハウス ルミネ有楽町店)[上右]SERGIO ROSSI 肉厚のチャンキーヒールが強い個性を放つ。ギャザーで寄せたつま先には、リボンをON。シューズ ヒール9cm ¥93,000(セルジオ ロッシ | セルジオ ロッシ カスタマーサービス)[下左]RUPERT SANDERSON 女性の足を官能的に見せる靴を打ち出すブランド。故に、唇なのです。シューズ ヒール6cm ¥83,000(ルパート・サンダーソン | アッシュ・ペー・フランス(本社))[下右]STUART WEITZMAN 雪の結晶を彷彿とさせるビジューを四角く配置。シューズ ヒール7.5cm ¥79,000(スチュアート・ワイツマン | スチュアート・ワイツマン カスタマーサービスジャパン)
Photo: Yu-ichi Akagi (eight peace) Styling: Yuka Sakakibara Model: Saya Bellamy Text&Edit: Yu-ka Matsumoto