エルメス祇園店で〈エルメス〉のパンク精神が炸裂。シンボル「安全ピン」をエレガントに身につける

エルメス祇園店で〈エルメス〉のパンク精神が炸裂。シンボル「安全ピン」をエレガントに身につける

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京都・祇園の花見小路通りに期間限定ブティックとしてオープンしているエルメス祇園店(※)で、「PUNK!」をテーマにしたイベントが5月13日〜5月31日まで開催中。

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1938年に発表されたエルメスの伝統的なシルバーブレスレット「シェーヌ・ダンクル」のモチーフに、ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクター、ピエール・アルディがパンクの要素を加えた「シェーヌ・ダンクル・パンク」にフィーチャーし、2017年秋冬新作のゴールドコレクションを世界初先行披露販売している。

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パンクのシンボルがエレガントなジュエリーに

「PUNK!」とは、そう、あのパンクのこと。店に入ると脱構築的なイメージを表す壁の穴や、破られた紙のようなインスタレーションが広がる。そして、ジュエリーの中心的なモチーフとなっているのは「安全ピン」。1970年代、ジョニー・ロットンが破れたシャツを留めていた安全ピンが、鎖と碇をモチーフにした「シェーヌ・ダンクル」のデザインの中に落とし込まれ、清々しいシルバーの輝きを放っている。

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ブローチ「シェーヌ・ダンクル・パンク」89,000円 Photo: STUDIO DES FLEURS

タブーを犯し、保守的な世の中を切り裂いていった若者たちのシンボルである安全ピンは、時を経てアイコンとしての強度を確立した。ピエール・アルディ氏の手によってエルメス流に美しく設計されたこのモチーフは、ブローチやネックレスなどに形を変え、贅沢にあしらわれたダイヤモンドも堂々とした姿で受け止めている。ジュエリーの繊細さとパンクの挑戦的な精神性が同居したこのシリーズは、メゾンの伝統と創造性を体現しているよう。

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2階では、「シェーヌ・ダンクル」のモチーフの様々なジュエリーコレクション展開を展示しており、実際に身につけて撮影ができるフォトブースも設置している。

ちなみに、「シェーヌ・ダンクル・パンク」が今回のようなインスタレーションで紹介されるのは、世界初。パリのフォーブル・サントノーレ店にも先駆けて、世界観が体感できるこの機会にぜひ足を運んでみて。

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※エルメス祇園店

大丸の創業300周年を記念した「大丸京都店 祇園町家」の第1弾として、昨年11月から9ヶ月限定で運営されるブティック。これまでに、手持ちのカレ(スカーフ)を後染めしてくれるイベント「HERMESMATIC」や、店内をおとぎ話の森のように仕立て上げた「Winter Time」、シルク製品の色柄をスケートボードのデッキに載せて展示した「GOOD MOVE!」など、様々なテーマでイベントが行われてきた。2017年7月31日で終了予定(急いで!!)。

 

「PUNK!」
開催日時:2017年5月13日(土)~5月31日(水)

11:00~19:00(入場無料・木曜休)
会場:エルメス衹園店
(京都府京都市東山区衹園町南側570番地8)

 

All  photo: (C) Nacàsa & Partners Inc./ Courtesy of Hérmes Japon  

木薮 愛 Ai Kiyabu

エディター&ライター。東京で美術雑誌の編集者を経て、京都でフリーランスに。雑誌や書籍への寄稿しつつ、毎年春に開催する「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」の事務局スタッフも務める。写真祭も終え、来月は憧れの「ヴィパッサナー瞑想」に初挑戦!

 

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